四国一周旅行5日目(2021年3月11日)
目次
はじめに
こんばんは。
徳島県、高知県、愛媛県と進んできて本日5日目の目的地は香川県です。香川県に踏み入れれば四国全ての県を制覇することになります。高松市内に泊まるつもりでしたが、またまた宿の手配に難航し香川県仲多度郡琴平町を目指すことに。
琴平町は「こんぴらさん」で親しまれている観光地「金刀比羅宮」がある町です。今日も目的地に向けて途中寄り道観光をしながらドライブしてまいります。
菜の花畑へレッツゴー
おはようございます。
貸切温泉風呂付のお部屋でゆっくり休み出発です。とはいえゆっくりとまでは休めなかったんですよね…というのもこのホテルにはコインランドリーがあって溜まった洗濯物を洗ったのでした。その影響で午前2時くらいに洗濯物を回収する必要があり、就寝が午前3時頃になってしまったのです。
チェックイン時にはビッシリ停まっていた宿泊者の車もみんな出払っていました。旅行も5日目にきて疲労も溜まってきたということで本日は10時半と遅めの出発。
ちなみに他のお客さんの車のナンバーを見ていると近畿地方や中国地方が目立ちました。勿論四国内の他の県から来ている車もありましたよ。結構私たちと同じように本州から旅行で来ている方が多いんだなという印象を受けましたねぇ。
昨日の夕方以降のところで松山市内の観光は軽く済ませているので目的地の方向へ向けて車を進めていきます。
本日1つ目の寄り道スポットは一面が黄色で彩られている菜の花畑です。
ちょうど天候にも恵まれて良い条件下で撮影することができました!
愛媛県東部の東温市見奈良という場所にあります。
近くに坊ちゃん劇場併設のショッピングモールがあるので、私たち含め多くの観光客がそこの駐車場に車を停めて訪れています。
保育園の集団やカップルなど沢山の人々が写真を撮るなどして楽しんでいました。春に愛媛県を訪れる際はぜひ行ってみてください。
ここからは一眼レフで撮影した菜の花畑をお楽しみ下さい。
歩道がいくつかありますが、引いて撮ると菜の花畑の中を人々が歩いているように見えます。
紫と黄色の並びを見ることもできました。ラベンダーでしょうか…でも少々季節が早い気も。ラベンダーは初夏に咲くイメージなのですが、それは北海道だけでしょうか笑
高速道路を走る車の車内からは黄色の絨毯を見ることができるのでしょうか…。
高い建物があまりないので開放的な気分を味わえますね。都会には無い良さです。
寒い季節で空気も澄んでいるので遠くの山の姿まで見渡せるのが素晴らしいです。
親子連れも目立ちました。大きくなって物心が付いたときに是非また来て欲しいですね笑
用水路の脇にも菜の花が花を咲かせていました。生命の力強さを感じさせます。
以上が一眼レフで撮影した菜の花畑の風景になります。
詳しくは東温市のホームページをご参照ください。
秋になるとコスモスを見ることができるようです。
伊予西条駅で珍しい車両を見物!
2箇所目の寄り道スポットは伊予西条駅。主にトイレ休憩で寄りました。
昭和40年代を思わせる駅舎です。駅名の文字は恐らく国鉄時代のものでしょうね。
駅前で立って新鮮な空気を吸っていたら1台のバスがやってきました。
西条市内の循環バスらしいです。
ツーステで方向幕の日野レインボー。如何にも地方な感じで良い味が出ています。
そしてなんと前後扉で側面幕はなくサボスタイルという変態仕様。
ちゃんと撮りたかったですね。
敢えて伊予西条駅でトイレ休憩を行ったのには意味がありまして…。
GCT01形という鉄道建設・運輸施設整備支援機構が開発したフリーゲージトレインの第2次試験車両の先頭車が展示されています。
フリーゲージトレインというものはその名の通り、様々な幅の線路を走ることができる列車のことです。台車に車輪の位置を狭めたり広げたりする装置を搭載していて、狭軌(1,067mm)と標準軌(1,435mm)のどちらの線路も走ることができます。
これは台車の内側の写真。この二つの車輪が左右に動いて走行する線路の幅に合わせます。
なぜフリーゲージトレインがここに置いてあるのか、という話ですがこちらの試験車両は四国のJR線内で試験走行が行われておりました。
この伊予西条駅には四国鉄道文化館という鉄道博物館があり、フリーゲージトレインはその展示物の一つというわけです。
フリーゲージトレインはヨーロッパなどでは実際に使われていますが、今のところ日本では実現していません。フリーゲージトレインは乗り換えが不用になるというメリットがある反面、構造が特殊である為に製造コストが嵩むのでなかなか実用に踏み切る鉄道会社がいません。
新幹線に限らず標準軌が使用されている鉄道会社は関東および関西の私鉄を中心に複数あるので、フリーゲージトレインがもっと一般的になって軌間の壁を越えた直通運転が行われる時代が来ると良いですね。
戦前からありそうな雰囲気のレンガで作られた小屋。
立入禁止の筆字は勿論、「火気厳禁」や「注水厳禁」というワードチョイスに蒸気機関車時代の雰囲気を感じさせます。
JRグループの近郊型電車で初めてVVVF制御を採用したJR四国7000系が待機。
日立GTOを搭載しています。中央の扉だけ両開き式になっているのも特徴です。
ここだけでしか見られない!?お金の砂絵を見物!
続いて訪れたのはこちら。
お分かり頂けるだろうか、、砂がお金の模様になっています。
銭形砂絵「寛永通宝」はなんと寛永10年(1633年)からあるとされています。てっきり現代アートかと思っていましたが、約400年も昔からある砂絵のようです。
この砂絵があることで有名な香川県観音寺市ですが、それにちなんで1988年に有志の手によって作られたのがこちらのミュージアム。普通は順番逆じゃね?と思いますが、ミュージアムが後発なのです。
お金の歴史を学ぶことができて現物の歴代紙幣や硬貨も見ることができます。
古いお金を集めるのが好きなので、こういうのは見ているだけで興奮できます。
余談になりますが、この旅行からしばらくして職場でコイン館に展示されているものと同じ500円紙幣を入手することに成功し、感動したエピソードがあります。数日前初代500円硬貨も手に入り、500円コレクションは充実していく一方です笑
お金に興味のある方は寄ってみると良いかも。
車に酔いながら向かったのは…?
続いて訪れたのは瀬戸内海国立公園「紫雲出山」。
香川県三豊市にある観光スポットで高台から瀬戸内海の景色を360度見渡すことができます。
瀬戸の島々を見ることができます。あいにくの天気でしたが、雰囲気があって良い光景でした。春には桜が美しいようなので天気が良くて暖かい季節に訪れればまた違った楽しみ方ができそうですね。
いつの時代からある看板なのでしょうか。高台にあるのでここで火災などを起こされると消防車が上ってくる必要があって大変なため、掲示されているのかもしれません。昭和の香りがプンプンします。観光客のたばこから出火とか事例があったのかもしれませんね。
ここに至るまでの道路がグルグル道で、既に疲労も溜まっている上、車内は暖房ガンガンだったこともあり乗り物酔いを発動させてしまいました。今回の旅行で2番目に苦い思い出です。(1番目は最終日起きることになります)
乗り物好きのくせして乗り物酔いしやすい体質なのは幼少期から変わらないことですが、自分が運転している時に酔うのはこの時が初めてで自分でも驚きました。
観光を終えたらスーパーマルヨシで夕食を仕入れて今宵の宿へ向かいます。
最後の夜は再びゲストハウス貸し切り!
5日目の宿はこちら。日中にカフェ営業を行うのはゲストハウスの定番なんですかね。
3日目の高知のゲストハウスと同様、古民家を流用したものとなっています。
ただ、外観はお洒落な雰囲気に改められており、先日とは違った趣があります。
例によってこの時はコロナ対策のために貸切営業となっていて、宿泊者が私たちしかいなかったので親友と私にそれぞれ1部屋ずつ割り当てられました。
こちらは親友が泊まった部屋。相変わらず散らかってからの撮影で恐縮です。
各部屋にテレビは完備です。
親友が泊まった部屋には電子レンジと冷蔵庫もあり有効活用させて頂きました。ありがとうございます。
こちらがダイニングというべきでしょうか、共用部分です。
昼間はこのスペースを使ってカフェ営業をされているようです。
まだまだ寒い季節でしたがしっかりストーブもあって寒さで辛いことはありませんでした。
今回の旅行で一番広いテーブルを使った夕食となりました。助かります笑
秋刀魚のみりん干し。あまり馴染みのない食べ物です。珍味的な食感で美味しかったです。
阿波の元気鶏の肝煮。初日訪れた徳島県の鶏を使った料理。
今日は最後の夜なのでご飯の内容も四国総集編です!
もうどこのたこか分かりませんが、美味しければ何でも良いのです笑
骨なしチキンスティック。この日はプチ打ち上げ会のようなご馳走の数々となりました。
私が寝る前にシャワーを浴びて、親友は疲労困憊で先に寝て翌朝風呂に入っていたはず。歴史を感じる建物ですが、ユニットバスは訪問直前にリニューアルしたようで最新式のものが設置されておりました。安心して滞在できますね。
おわりに
今日は167kmの移動となりました。今回の旅行の中で一番移動量の少ない日でしたね。
明日はいよいよ最終日!香川県を観光して、また淡路島を南北に横断して帰ります。
最終日の旅行記もお付き合い頂けますと幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました。