【純正×西工】関東自動車U-LV324K乗り比べツアー(2022年9月4日)

関東自動車貸切会(2022年9月4日)

目次

はじめに

こんばんは。
前回のジェイアールバス関東の貸切会記事はお楽しみ頂けましたでしょうか。

【ジェイアールバス関東】2階建てバス「アストロメガ」で行く!白河支店堪能ツアー(2022年9月3日)
ジェイアールバス関東貸切会(2022年9月3日) はじめに こんばんは。 今回はちょうど1年前に参加したジェイアールバス関東の貸切会の...

実はその翌日も関東自動車(栃木県宇都宮市)の貸切会に参加しておりました。
双方の主催者間で日程調整をされていたようで、私と同じく連日参加される方も多かったです。


関東自動車は宇都宮に拠点を構えるバス事業者で、「関東バス」の愛称もありますが、東京都中野区に本社のある中央線沿線を中心に展開してる関東バス株式会社とは無関係です。

この関東自動車には大阪市交通局から移籍した車両が複数台在籍しておりまして、今回はその中からいすゞU-LV224Kの車を2台起用しました。


同じ大阪市営バス出身で、同じ型式名とは言っても、全く同じバスということではなく、車体が異なります。1台は純正のIKコーチ架装のキュービック、もう1台は西日本車体工業架装の58MCになります。東日本で58MCは非常に珍しい存在です。

どうやら関東自動車自体がマニア界隈で有名な事業者であることに、参加してから知ったのですが、大好きなU-LVでしかも純正と西工をダブルで楽しめる貸切会となれば参加するしかないでしょう!お誘いをいただいた時点で即決でした。

それでは、前日のジェイアールバス関東貸切会の打ち上げ後、宇都宮へ移動するところから振り返っていきましょう!

JRバス関東の貸切会のあと、東京駅から宇都宮駅へ


大戸屋で一緒に食事をしたメンバーにも翌日参加される方がいらっしゃったので、一緒に宇都宮までお供しました。東京駅から上野東京ライン、東北本線直通の列車で1本です。1人ならばグリーン車課金をしたかもしれませんが、話していれば長くは感じませんでした。


お尻は若干痛かったですが、話し足りないくらいには盛り上がっていました。
宿泊するホテルは異なるので、宇都宮駅で解散しました。


宇都宮駅構内のピクトグラムには200系新幹線がまだ残っていました。


翌朝の写真になりますが、今回は「パークプラザ宇都宮」にお世話になりました。
サウナとカプセル部屋も備えている宿ですが、個室を選びました。


こんな感じ。ちゃんとしたベッドで机と空気清浄機まで完備です。
ただ簡易部屋という感じでトイレや風呂は全て共用、壁もオフィスの間仕切りで使われているような鉄板1枚のタイプで、隣のお部屋の方がゆっくりボイスの動画を見ているのがバレバレでした笑笑


栃木に来たらこれを飲まないわけにはいきません!
栃木乳業監修の乳飲料です。レモンが有名で、メロン味があるのは知りませんでした。


まだジェイアールバス関東の貸切会の余韻に浸っていました。

677号車・800号車と対面!宇都宮駅を出発!


おはようございます。ゆっくり寝ることができました。
さてっさて、天気はどんな感じかな~??


ありがとうございます。晴天でした!
昨日は終日どんよりな感じでしたが、今日は順光撮影ができそう。


先ほど、会社のオフィスの間仕切りのような壁と言いましたが、廊下もこんな感じです。あまりいかがわしい音は出さない方が良さそうです笑


ということで今日も時間に余裕なくチェックアウト。
カプセルの上位ポジション的な扱いなのか、部屋の鍵も腕に付ける仕様。


昨夜は暗くてあまり全体像が分からなかった宇都宮駅ですが、新幹線停車駅とあって立派ですね。このときはあまりときめくバスがいませんでした。私たちの撮影のために古参車は営業所でお休みなのかもしれません笑


駅からちょっと歩いたところに関東自動車の車庫があります。
休憩中のバス達がここで待機しているようです。


今回の集合場所は駅を跨いで反対側です。日光線のE131系と常磐線のE531系です。


こちらが今回お世話になる2台のうち、800号車の方です。
純正のキュービック1994年式のいすゞU-LV224Kです。


そしてこちらがもう1台の方、677号車になります。
稀少な西工58MC、シャシは同じくいすゞU-LV224Kで1993年式です。


私は西工マニアなので最初は58MCに乗ることにしました。
西工らしいリアウィンドウの3分割が大好きです。


前後扉のバスはこれまであまり馴染みが無く、今回1日ゆったり堪能できるのでウキウキしておりました。あ、大阪市営特有のウエストミンスターの鐘のチャイム(通称:学校チャイム)も生きております!

収穫直前の黄金色に輝く田んぼを絡めて


677号車に乗って最初の撮影ポイントにやってきました!


黄金色に輝く景色と絡めて、バスを順光で撮影することのできる場所です。


縦構図でも横構図でもどちらでも良い感じです。
関東自動車の旧塗装がレトロで、昭和の日本の田舎の雰囲気を感じることができました。

引き続き、677号車に乗って、次のフォトランポイントへ向かいます。


最近では緑色のピクトグラム付のステッカーが主流となっている中、赤文字の「非常口」を見かける機会も次第に減ってきました。この独特のフォントが良いですよね。

西工の非常口カバーは丸っこい形をしていて、お気に入りポイントでもあります。


この世代の大阪市営バスは車内下半分が木目調のデコラとなっています。
取っ手の下側に荷物などをぶら下げることのできる、引っかけが付いているのも公営事業者らしいカスタマイズですよね。


「お願いプレート」の「大阪市交通局」の文字はありませんでした。
ごく稀にそのままとなっていたり、上から貼ったテプラが剥がれて前事業者名が見えていることがあり、移籍車に乗車した際には注目するポイントでもあります。


U代、KC代の大阪市営バスの車はシートが豪華です。
同世代で言うと都営バスの「都市新バス」仕様などが近い雰囲気ですが、大阪市営バスのは特別仕様車とかではないですからね。背もたれも高いですし、座り心地がとても良いです。

2台縦列走行のフォトランを楽しむ!


次の撮影ポイントに到着しました。
どちらも同じ型式のバスですが、全く異なる見た目なのが、マニア心を引き立てます。


U-LVと言えば「黒煙」のイメージ。黒煙をまき散らしながら走るのが美しいです。
6QA2/6QB2型エンジンを搭載しているバスはだいたい煙をモクモク吐きます。


立派な橋を渡る2台のいすゞU-LV324K。


直線道路での縦列走行を撮影できるのも、2台貸切ならではの楽しみです。


純正キュービックと西工58MCのフロント形状の違いを記録したくて撮影。
キュービックの特殊な側面ガラスも特徴的ですが、58MCのガラスも意外と湾曲していて端が丸みを帯びているのが分かると思います。

ツーステップのバス自体が今では稀少になってきているので、20年後くらいにこの写真を見たら、昔は段差の高いバスが走っていたんだよなぁ…と懐かしむことになりそうです。


ここから先はキュービックの800号車に乗車して移動します。
P代~U代はアイ・ケイ・コーチ社がいすゞ純正のコーチビルダーでした。先代の川重車体工業を引き継いだ企業です。現在のジェイ・バスの祖先に当たります。


3枚で構成されたキュービックのフロントガラスは内側から見ると、より特殊さがお分かり頂けるかと思います。中央のメインガラスは角度を付けて設置されていて、これも空間を広く見せる工夫なのかもしれません。現代でも全く見劣りしないデザインだと思います。


関東自動車に移籍してからは「宇都宮200か800」というキリ番を掲げて活躍中。


運転席との間仕切りに降車ボタンを埋め込む仕様がとても好きです。確か西武バスの車でも見られた仕様ですね。私が知らないだけで他にも採用している事業者はあるはずです。


P代からKC代にかけてのいすゞのバスといえば、冷房装置の出っ張りも特徴の一つです。
58MCの方も同様で、忠実に純正の模倣がされていました。


タイヤハウス上の最前席と、一つ後の座席で、背もたれの高さが異なるのですが、これは前の席と後の席で高さの違いを出さないようにする、見た目の配慮なのかなと思いましたね。


同じ型式で走行音はほぼ同一、58MCでエンジン音は楽しんだので、キュービックの方では前面展望を楽しむことにします。この1枚ガラスの開放的な眺めは昔から好きです。


複数種類混在している降車ボタンを観察するのもバスの楽しみです。
こちらはよくあるオージのWS-220型ですが、「とまります」表記が古いタイプ


こちらは同じくオージのWS-210型
絵柄部分は猫さんのイラスト共に「止るまでお待ちください」のタイプ


途中下車してトンネルから出てくる2台を撮影。
こちらの塙田トンネルは御蔵山古墳の真下を貫くトンネルで、出口には美しい景色が描かれています。



この世代の大阪市営バスはフォグランプを搭載しないという、こだわりがありました。
58MCは元からフォグレスのバンパーとなっていますが、純正キュービックは本来フォグランプを設置する窪みが設けられており、その辺も設計思想の違いを読み取ることができます。


座り心地のよい、ふかふかの座席から眺める綺麗な田んぼの景色。


シルバーシートのステッカーも健在です。鉄道では未だにシルバーシートロゴを使っている会社がありますが、バスではほとんど見かけなくなりました。

バラエティ豊かなラインナップを誇る駒生営業所を訪問


関東自動車の駒生営業所に到着しました。撮影会のお時間です。
撮影を行う前に昼食の時間となりました。

「餃子の大阪市交」のテーマに則り宇都宮餃子を昼食に


宇都宮といえばやっぱり名物の餃子です。
駒生営業所の近所にある餃子屋さん(正嗣の餃子 駒生店)で餃子をテイクアウトすることにしました。


昔からある地元で親しまれている餃子屋さんという雰囲気でした。
全国チェーン店ではない餃子店の存在自体も、新鮮に感じるよそ者の私でした笑

札幌出身の私としては「餃子のみよしの」に近い感覚でしょうかね。
ちょっと違うかもしれませんが、札幌名物の餃子カレーも美味しいのでオススメです笑(余談)


餃子用の箱が山積みされていました。かなり売れるのでしょうね。
私たちがお邪魔したときも車で訪れているグループが何組かいらっしゃいました。


餃子屋さんから駒生営業所に戻ってきたら、ちょうど元神奈中のエアロスターが出庫するところでした。神奈中特有の中扉用の表示幕が「しめきり」表示でしたが、中扉を開閉していました。幕が故障していたのでしょうかね笑


10個入りの餃子とライスをテイクアウト。駒生営業所に持ち帰って、バスの中で食べました。


今回の貸切会の名前は「餃子の大阪市交」でやっておりますので、大半の参加者が餃子を頬張っておりました笑

駒生営業所は生きるバス博物館!
~希少なバスの数々を型式撮影~


昼食休憩を終えたら、お待ちかねの営業所撮影の時間です。


宇都宮200か1334(三菱ふそうQKG-MP37FM)2013年式
こちらは本当にたまたま構内を移動していただけのバスですが、関東自動車の中では1台物の車両です。所謂「ゲテノン」は1334号車だけです。

仮に今後ノンステップのエアロスターが導入されたとしても、関東自動車の塗装は後述する赤いカラーに変わっているので、この白のカラーで入ることはなさそうです。


宇都宮200か1694(いすゞPJ-LV234N1)2006年式
これがその関東自動車の新塗装です。強烈なインパクトがありますが、1世代前の白ベースのカラーよりは個人的に好みです。

関東自動車は今回お借りしているバスのような旧塗装と、先ほどのエアロスターのような低床バス向けの白系の塗装、そしてこちらのエルガのような赤黒の塗装と、3種類の塗装が混在しており、同じ事業者とは思えないレベルに多彩です。

「後乗り」の幕で分かるように、神奈川中央交通から移籍してきたエルガです。フロントの表示幕はそのままですが、前扉と中扉の表示幕は「出口」「入口」のステッカーで塞がれています。


ラーメン屋とか、JRの豪華な観光列車とかにありそうな色合いですよね。


ちょうど出庫するLRTラッピングのバスを見ることもできました。
当時はまだ宇都宮市内で建設工事が進んでいる最中でしたが、その後様々なトラブルに見舞われながらも、2023年8月26日に無事開業を迎えることができました

お借りした677号車も宇都宮ライトレール開業に伴うバス路線再編により引退する噂がありましたが、2023年も車検を通過したようです。しぶといですねぇ…これからも残って欲しいものです。



宇都宮230あ235(いすゞU-LV324L)1994年式

東武バスから移籍してきた7EのLVです。関東で前後扉にこだわっていた事業者は東武バスのイメージがあります。前中扉の車両も東武バスから移籍してきているようです。

何で希望ナンバーなのか気になって調べてみたところ、どうやら元々は「とちぎ200か235」という払い出しナンバーで登録されていたのが、宇都宮ナンバーに登録変更した際に、車番が変わると都合が悪かったのか、希望ナンバーを取得して「235」を維持したようです。


こちらの235号車は米粒テールとなっています。
今では見る機会がとても減り、絶滅危惧種のテールランプとなっています。
この後、ご紹介する車の中にも2台米粒テールのバスがいます。私の住んでいる地域ではとっくの前に消滅しているので、こんなにも見られるだけで幸せです。


栃木22う770(いすゞU-LV324K)1994年式
こちらは自社発注車のキュービックです。前後扉で銀サッシ2段窓、ベンチレーターは3つ搭載、マーカーランプまで備えているこだわり仕様となっています。


こちらの車両は前輪後ろにアイ・ケイ・コーチのエンブレムが残っています
昔のバスはこの裾の部分に「Hino Body」や「Kureha」「FHI」などボディメーカーのエンブレムが取り付けられるのが一般的でしたが、現行モデルでは見られないですね。


公式側・非公式側共に成田空港を結ぶ高速バスの自社広告となっています。
丸型のバックランプも性癖に刺さるポイントなんですよね、古いバスだったら付いているとも限らず、結構事業者ごとの仕様や、メーカーにも左右されます。


先ほど申し上げた通り、同じ事業者のバス達とは思えないカラフルさです。
赤いのは現行の新塗装、白は一世代前の低床車両(スロープ付)に使用されている塗装、そして手前がツーステップやスロープを備えないワンステップ車に塗られている旧塗装です。


天気にも恵まれて、バリエーションの濃い関東自動車の古参車両を撮影できて感謝です。


栃木22う506(日野U-HT2MLAA)1992年式
770号車に連続して関東自動車オリジナルのプロパー車を紹介します。こちらはブルーリボンです。方向幕式で維持されており、よりレトロさが際立ちます。

キュービックと異なる点はロングステーミラー(所謂おばけミラー)になっていることや、角型ベンチレーターが4個搭載されるパワフル仕様になっていること。

特筆すべき点は後扉で、ドアの窓が上半分だけとなっています。770号車のようないすゞ車のみ、一般的なフルガラスの折戸で導入されていましたが、日野など他の車種ではガラスが上半分のみの折戸となっていました。

なぜなら関東自動車は昔、後扉を使用していなかったからのようです。当時の名残を後世に伝えてくれている存在です。


幕は少しサイズの小さいタイプです。
社幕は「関東自動車」ではなく「関 東」だけとシンプルなものになっています。

丸目のヘッドライトで丸フォグなのも個人的に刺さるポイントです。


「自動扉」の文字が刻まれているドアも見る機会が減りました…。
ちょっと昔のバスでは当たり前でしたが、自動扉が当たり前の現代では表記する意味が皆無なのでしょうね。


リアにも方向幕が搭載されています。
かっこいいお尻をしていますよね。この貸切会から1年以上が経過していますが、記事を執筆している2023年11月現在も現役で活躍しているようなので、ぜひ見に行ってみて下さい。


リアに「Hino Blue Ribbon」のエンブレムがあると必ず撮影したくなります。
例に漏れず506号車も米粒テールとなっています。柿の種テールやバス協テールなど複数の通称がありますが、最近はバス協派が強くなってきている気がします(気のせい??)


宇都宮200か451(日野U-HU2MLAA改)1994年式
こちらは関東自動車の中でも有名な車両。今回お借りしている2台と同じく大阪市交通局から移籍してきたブルーリボンです。

普通のブルーリボンではなく、試作ワンステップ車となっており、改造扱いとなっています。当時は京急型ワンステップに代表されるように、メーカーのラインナップになかったワンステップバスを各事業者が独自開発していた時代でした。

特に公営事業者は早くからバリアフリー化への関心が高く、数多くの試作ワンステップ車やノンステップ車が誕生した経緯があります。451号車もそんな低床バス黎明期の1台なわけです。

前後扉のワンステップ車というのも貴重ですよね。昔から前後扉車を導入してきた関東自動車では、大阪市営バスの移籍車が溶け込んでいるように思えます。

(※準備中)この車を含めた、今回ご紹介している古参車の車内や運転席の画像は各車両ページにて紹介しておりますので、ぜひそちらも併せてご覧下さい(記事の終わりにリンク貼っておきます)


宇都宮22う1200(日野KC-HU2MMCA)1999年式
自社発注車のブルーリボン・ワンステップです。関東自動車ではKC代に自社発注で導入されたブルーリボン自体が稀少で、1996年式の1051号車とこちらの1200号車の2台のみとなっています。1051号車も1200号車もどうやら除籍されてしまったっぽいです…(;。;)


宇都宮200か677(いすゞU-LV324L)1993年式


宇都宮200か800(いすゞU-LV224K)1994年式

最後に今回お借りしている車両の型式写真をご紹介します。


旧塗装車の「一般乗合」のフォントがたまらなく良い!!
この部分の塗装はペンキ職人が塗っているんですかね~、機械では再現することが難しいそうな独特のフォントです。


関西の事業者が好んで採用していたイメージのあるヒドンピラー窓
大阪出身の677号車も例外に漏れず、美しい側面窓となっています。


800号車と677号車のリアです。
どちらもリアはくの字で似ていて、同じシャーシなのでテールランプの位置も一緒です。その一方でリアウィンドウは1枚ガラスと3枚ガラスで違いがあり、西工の677号車の方が少し側面窓位置も高く、背が高く見えます。

U-LVの特徴でもある、非常口下のルーバーも純正では細い見た目ですが、西工ではそれよりも大きく2分割のものとなっています。


駒生営業所では貴重な旧塗装のバスを何台も撮影できて満足しました。
今度は677号車に乗車して、最後の訪問スポットである宇都宮営業所へ向かいます。

宇都宮営業所で最後の車庫撮影


宇都宮営業所に到着しました。
こちらでは3台のバスを撮影させていただきました。
夕方になり、日も傾いてきたので、エロ光が期待できそうです。


宇都宮営業所には高速車や貸切車も在籍しており、新塗装を纏った令和顔のエアロエースなどもいました。新塗装は乗合路線車より、トップドア車の方が似合っていると思います。


先代塗装はトップドア車専用のものが用意されていました。
これも優雅で良いデザインですよね。

宇都宮営業所で撮影した中古の低床バス

それでは宇都宮営業所の中から選りすぐりの3台をご紹介します。


宇都宮200か1248(いすゞKC-LV380L)2000年式
元川崎市交通局のキュービック・ワンステップです。窓の大きいワンステLVは大好物です。


宇都宮200か1420(日野KL-HR1JNEE)2003年式
西東京バスから移籍してきたレインボーHRです。同型の1455もいるみたい。


宇都宮200か1115(日産ディーゼルKC-JP250NTN)1997年式
今回の記事で初のUD車の登場。8Eを架装した中型ロングのJPです。
先ほどのレインボーHRと同じく、西東京バスからの移籍です。JPは元京王バスも在籍。

関東自動車677号車&800号車フォトコレクション


最後に宇都宮営業所で677号車と800号車を思う存分撮影させていただいたので、見ていただけますと幸いです。677号車に偏っています、すみません笑


扉の開閉スイッチがある部分は固定窓にして、開閉部分を一段高くするのも西工っぽくて好きだなぁって思うポイントですね。こういう細かいこだわりが面白い。


意外と湾曲している58MCの窓ガラスは後継の96MCにも継承されていますよね。
角張ったイメージがありますが、実は丸み帯びたところもあるのが西工。


車内からの見晴らしでは純正のキュービックが圧勝です。
観光顔タイプで1枚ガラスの車両もいたりしますが、基本的に路線バスはフロントが2枚ガラスとなっているのが一般的です。正面1枚ガラスを標準としたキュービックは革命児ですよね。


58MCはバスらしくて好きな顔立ち。
ゴツゴツしたワイパーも大型車らしくてかっこいいです。


58MCは日野ブルーリボンにも似ていますが、圧倒的に”目力”が違います


ライトベゼルが極太なので、ライトが飛び出したスタイル。出目金と呼ばれた富士重工3Eとはちょっと違いますが、ライトが飛び出しているという点では現行のエアロスターにも通ずるものがありますね。


ローアングルでツーステの迫力を表現してみました。
幼少期、バスに乗るときの目線はこんな感じでした。


正方形が縦に2個並んでいるルーバーも前後扉ならではの形状ですかね、あまり見ないタイプです。


後扉部分に小さく非常コックのプレートが貼られていました。
こういう細かい細工がやはり公営事業者の仕様を感じさせます。


677号車・800号車共に丸型のバックランプが片側に1個設置されています。
これが灯る瞬間がたまらなく好きなんですよね。


58MCもキュービックもどちらもリアが傾斜しているのが特徴です。
さらに58MCの方はリアウィンドウが3分割となっていて立体的な造り。


降車ボタンも重要なバスのアクセントです。

それでは車内の比較に移りましょう!


677号車の車内です。(西工58MC)
90年代の大阪市営バスの雰囲気をそのまま留めています。
公式側がロングシートになっているのが特徴ですが、背もたれが独立した豪華仕様です。


800号車の車内です。基本的には677号車と同一です。(純正キュービック)
つり革が現役の大阪シティバスでも見かける茶色の五角形タイプに変わりました。677号車とは肘掛形状や、ロングシートの肘掛に取り付けられている手すりの有無など違いがあります。

677号車の方は先ほどご紹介した通り、ヒドンピラー窓となっているのでピラーが車体の骨格と一体になっていますが、800号車は一般的なユニット窓なので黒い窓枠が車内でも目立ち、結構印象が変わるのが面白い点です。


677号車で見ることができる、ロングシート肘掛に設置された手摺


大阪市営バスと言えば銀色のClarionの車内スピーカーです。
このスピーカー、現役で大阪シティバスに在籍するエルガでも見ることができます。


参考画像として大阪市営バスの2000年式の日野ブルーリボン(KC-HU2MMCA)の車内です。
こちらは2023年4月に参加した和歌山バス貸切会の際に撮影した写真ですが、最近は元大阪市営バスのツーステを攻略しつつあります。日デとふそうの車に乗れれば完璧なのですが。。

和歌山の海辺を大阪生まれの前後扉ブルーリボンで巡ろう!(2023年4月30日)
和歌山バス492号車貸切会 はじめに こんばんは。 今回は2023年4月末に参加した和歌山バスの貸切会の模様をお伝えします。 こ...

続いて運転席の比較です。


677号車の運転席です。(西工58MC)


800号車の運転席です。(純正キュービック)
どちらも同型式なので基本的には一緒です。U-LVの運転席を眺めながら通学していたので、私は懐かしさを感じるインパネです。ハザードがスイッチ式なのが、この世代のいすゞの特徴です。

今まで気づきませんでしたが、見比べてみると純正キュービックはシフトレバーがだいぶ手前に延ばされているように見えます。写真の構図が違うのもあるとは思いますが、明らかに違うように思います。富士重工架装の場合も西工車の677号車に近いレイアウトですね。

公営事業者の車両は運転席スペースが広くて快適そうです。

宇都宮駅で解散!
大阪までお付き合い下さい(._.)


最後までU-LV224Kの走りを堪能して宇都宮駅に戻ってまいりました。
当時としては贅沢仕様なエアサスで、座席もフカフカ、1日が至福のひと時となりました!


宇都宮駅前にレトロなネオンサインがあったので思わず撮りました。
夜の街にはネオンが似合うと思う、平成生まれの昭和レトロが好きな私です。


昨日から行動を共にさせていただいている、お二方と早めの夜ご飯を食べることに。
お昼に餃子を食べてしまったのでどうしようか悩んだのですが…


やっぱり餃子になりました!!笑
とはいっても、昼と同じ焼餃子では面白くないので、普段あまり食べることのない水餃子をいただきました。見た目はとてもシンプルですが、これがとても美味でした。


宇都宮駅前にある香蘭さんにお邪魔しました。
賑わっているようでした。おススメです。


お腹も満たされたので、宇都宮を後にします。
初めて訪問した宇都宮ですが、噂に聞いていた通り、とっても面白い場所でした!!


この日は東海道新幹線で大阪へ帰る行程だったので、東北本線に乗って東京を目指します。
主に常磐線系統で使用されているE531系が宇都宮駅に留置されていました。東北本線の黒磯~新白河間において直流電流と交流電流が切り替わるため、その区間を運行する列車にE531系が充当します。


宇都宮は首都圏の15両編成がやってくるエリアなので、そんなに東京から離れている感覚はありませんし、実際アクセスはしやすいです。


赤羽駅で宇都宮駅からずっと乗ってきた快速ラビットから下車。
東北本線と高崎線の多くの列車は湘南新宿ラインや上野東京ラインに直通して、最終的に東海道本線に抜けるのですが、ラビットは今でも上野始発終着となっています。


最終的に新幹線に乗り継ぐため、東京駅に向かいたい私は、赤羽駅で上野東京ラインに直通する後続の普通列車に乗り換えることにしました。上野駅で乗り換えでも良いのですが、手前で乗り換えておいたほうが着席できそうだったので、この選択を取りました。


東京駅からはひかり665号で大阪へ帰ります。
東京駅20:30発の臨時ひかり号で、2023年春のダイヤ改正で名古屋止まりに変更された列車です。新大阪行の表示は、今となっては貴重になってしまいました。


静岡県のローカル企業の広告が目に入ります。


この時、久しぶりのひかり号乗車だったので「次は 浜 松」の表示などを撮影しているみたいです笑 例によって自由席で乗車しています。ひかりは自由席を5両繋いでいるので比較的余裕があります(※乗車した2022年当時は余裕でしたが、2023年現在は結構混んでいます)


乗車している列車はJR東海所属のG24編成でN700Aです。
登場から撮影当時で7年が経過しているのですが、色々仕様が変わってステッカーで部分的に修正されている箇所が目立ちます。徐々に縮小傾向だった喫煙ルームも、とうとう2024年春に廃止されることが決定しましたね。


京都駅から在来線の東海道本線に乗り継いで最寄り駅まで帰りました。
個人的に好きな321系に当たりました。座席が硬いこと以外は最高です。


阪急ユーザーでしたが、遅い新幹線で帰るときはJRで乗り通して帰ることが多かったですね。
大阪に住んでいた頃は、遠征を終えて青い駅名標を見ると「帰ったきた~」という気持ちになったものです。

おわりに

今回は2022年9月4日(日)に参加した、関東自動車の元大阪市交通局U-LV224Kを2台起用した貸切会の模様をお伝えしてまいりました。お楽しみいただけましたか。

この場をお借りして当日ハンドルを握って下さった乗務員様、企画に協力して下さった関東自動車の関係者の皆さま、そして主催の方に感謝申し上げます。

最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございます。
また次の記事でお目にかかりましょう。

【注意】バス事業者へこの記事の内容を問い合わせることは絶対にしないようお願いします