懐かしの座席を今のうちに楽しもう!(2022年10月2日)

ANA JA713A搭乗記

はじめに

こんばんは。
ようやく道北バス貸切会の記事投稿が完了しました。まだご覧になっていない方は是非覗いて頂けると嬉しいです。今年の夏もイベント盛りだくさんで記事制作が追いつかないのですが、少しずつ放出していきますね。

道北バスに残る京急ブルリを堪能!(2022年8月11日)
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さて、散々色んなネタを溜めておいて最新のものを出してくるのも恐縮なのですが、タイムリーなネタは早めに公開が吉なので書く気があるうちに勢いで書いてしまおうと思います。

最近日本の空にボーイング777が戻ってきていることはご存知でしょうか。
日本航空(以下JAL)では元々国内線で活躍していたB777を全て退役させた上で、2023年3月末までという限定付きで国際線で活躍していた一部のB777を国内線に転用させて空を飛ばせています。

JALの国際線仕様B777のお話も気が向いたら記事にしようと思います。

ANAのB777について

今回の話題は全日本空輸(以下ANA)のB777について。
JALやユナイテッド航空で立て続けに発生したエンジン損傷事故を受けて、プラット&ホイットニー(以下P&W)社製のPW4000エンジンを搭載するB777に対して運行停止の指示が出されました。

JALではPW4000エンジンを搭載するB777の退役を予定よりも前倒しして2020年度末で全機退役となった一方で、ANAでは最近続々と眠っていたPW4000搭載のB777が復帰しているのです。

JALは元々老朽化したB777をA350へ置き換えている最中だったので、そのまま退役の流れとすることができましたが、ANAは訳が違います。また、ANAは後期モデルに当たるER型(航続距離延長型)でもPW4000を選択しており、中にはまだ機齢10年程度の機体も在籍しているわけです。

ANAは今すぐPW4000搭載のB777を全機退役させることが現実的ではなく、エンジン補強とリニューアル工事を施工した上で復帰させることになったのです。


2022年夏は久しぶりに移動制限のない夏になり、コロナ前の移動需要に戻りつつあります。そんな中で沢山の旅客を運ぶことのできるB777は重宝される存在なのです。

ANAでは4月から6月にかけて少しずつB777が表舞台に姿を現すようになりました。
GEエンジンを搭載するB777はこの2年間も飛び続けていましたが、日本の国内線を形成していたのは圧倒的にPW4000エンジンのB777だったので、今回の復帰はとてもめでたいことなのです。



2021年以降、日本の空港ではJALのA350、ANAのB787ばかりになっていました。新時代到来だなぁ~と思っていたところに懐かしい機体が戻ってきた!という気持ちです。



ANAのB777では問題となったエンジンの改修だけではなく古くなった機内のリニューアルも行われていたりします。個人用画面付きの最新座席は「722」画面無しの従来型は「772」になります。皆さんも時刻表でチェックしてみて下さい!



↑772の新しいタイプのシート(ANA公式ホームページより引用
「772」の中でも前述のように機齢がマチマチなので新旧二種類存在します。新しい方はB767など他の機種でも搭載されているANA標準タイプの座席で、今回ご紹介するのは古いタイプの座席になります

搭乗前に親子丼を食べてエネルギーチャージ

前置きはこれくらいにしておいて早速当日の様子を振り返って参りましょう。
今回搭乗するのはNH36便、18時ちょうどに大阪国際空港(伊丹)を出発して19時15分に東京国際空港(羽田)に到着する便になります。


この日は別の便を予約していたのですが、乗れなくなってしまったので急遽NH36便で羽田空港へと向かうことにしました。

お決まりのスマートU25で当日手配です。


保安検査場を抜けた私は出発まで1時間あったので朝食兼昼食を採ることに。
とは言ってももう陽が傾いてきている時間帯なのですが笑


正直伊丹空港の保安区域内は南ターミナルよりもJALの発着する北ターミナルの方が充実していると思います。北の方がお手軽に食べられる食事が多いです。南にはスタバがあるのがメリットですかねぇ。


お腹を空かせていた私は親子丼に飛びつきました。
南ターミナルの保安区域内には道頓堀に店を構える「今井」が出店しています。関西にお詳しい方なら知らない人はいないであろううどん屋さんです。

今井の出汁がとても美味しいという噂は以前から聞いたことがあったのですが、思わぬ形で「”初”今井」となりました。上品で悪目立ちしないのですが、しっかり風味が感じられる出汁を使っていて非常に満足。これを1,000円で頂けるのはかなりお得に感じました。

伊丹空港の南ターミナルをご利用の際には是非食べてみて下さい。

機体のご紹介


18時出発で17時40分頃から搭乗開始との案内がされていたので、食べたらすぐに搭乗口へ向かいました。見えてきました。今回お世話になる機体です。


ANAの羽田行きは9番か10番スポットから発着する傾向があります。
撮影時点ではまだ並んでいませんでしたが、かなりの人が優先搭乗を利用されていました。HND-ITM線はANA/JAL共に上級会員で多くが占められていることは有名な話ですが、18時という時間も相まって出張帰りの人が特に多かったのかもしれません。


少し時間があったのでしっかりと機体を撮影しようと思い、ターミナルの奥の方まで歩いて撮ってきました。幼少期はB747にも乗りましたが、やはりB777が一番馴染み深い飛行機だなぁと思う20代男性です。トリプルのむっくりボディがあまり好きではなかったのですが、退役が進むにつれて愛着も増してきました。


今回の機体はJA713A。しっかりPW4000エンジン搭載機です。
P&W社のロゴは白頭鷲が力強く飛ぶ姿をあしらったものです。カッコいいですね。

大阪国際空港(伊丹)を出発


私は後方通路側だったのでGroup5での搭乗でした。
「古いシートの機材が来たら良いなぁ~」程度に考えていましたが、機内に入り「キタコレ!!」と心の中でガッツポーズが出ました笑


3-4-3の配列を見られるのも日本の国内線ではANAの777だけです。
JALに残っている777は国際線仕様なので2-4-3の変則的な配列です。



安全のしおりです。きっと運航休止前は鬼滅の刃バージョンではなかったと思うので、今回の復帰に際して新たに用意されたものと推測されます。

フライト中

そうこうしているうちに離陸。
通路側で外の風景を撮影した写真がないので昔話でもしましょうかね。

8月9月にもJALの国際線仕様777に乗りましたが、あちらはGEエンジンなのでPW4000はかなり久しぶりです。いつぶりでしょうか、、記憶が間違えていなければ2019年7月13日のJL511便でJA8978に乗ったのが最後ですかね…。


当時の画像を発掘してきました。
前述のJAL便エンジン故障の当該機です。もう砂漠送りにされたのかと思いきやまだ羽田にいるようです。日本で解体されるっぽいですね。

さらに前となると2017年12月10日にJL504便でJA009Dに乗ったときになると思います。当時の記事で軽く触れているので是非ご覧下さい↓

話が止まらなくなるので昔話はこれくらいにしておきましょう。
そうそう、最近のフラッグキャリアは個人用画面を搭載している機材が多いのでみんなで正面の大きなモニターを使って安全ビデオを見るのが懐かしく感じました

今回搭乗したJA713Aは2005年製造なので流石に液晶モニターですが、もっと古い機体ではモニターではなく巨大スクリーンになっていて天井のプロジェクターから投影するスタイルでしたね。


ウトウトしていたら飲み物の提供が始まっていました。
それはさておき、ANAさんの鬼滅コラボはいつまで続くのでしょうかね。

王道アップルジュースです。


コップをシュポッとはめ込むタイプのテーブルも懐かしいですね。
何気にありがたいのがテーブルが手前にスライドすること。最近の座席だと動いてくれないものが多くてリクライニングしながらテーブルを使いたいときに困っています。


テーブルの中央にドドンと注意書き。確かにこんな感じでしたね昔の飛行機。


肘掛けに付いている操作パネルも見る機会が減りました。
今は個人用画面の中に組み込まれていることが多いです。物理ボタンの方が直感的で良いですが、呼出ボタンを間違えて押してしまうリスクは高いですね。

ボタン横のイヤホンジャックもチューブ型の古いものが残っていて懐かしいです。10年くらい前までは聴診器みたいなチューブ型の使い回しイヤホンでオーディオを聴いていましたね。

機材を味わっているうちに東京が近づいてきて降下を開始しました。
『15分後にシートベルト着用サインが点灯する見込みです』という放送の5分後に点灯してしまい、トイレを利用されていたお客さまが慌てて席に戻ってらっしゃいました。

東京国際空港(羽田)に到着

伊丹から羽田に向かうときは千葉県上空を通過してから着陸することが多いのですが、この日は器用に東京湾の海の上を通り抜けて到着しました。


7分早着で第2ターミナル65番スポットに到着。
隣にもPW4000エンジンのトリプルが駐機していました。


CAさんに許可を頂き念入りに記録。
ANAの777自体はもう少し活躍してくれそうですが、座席は新シートに換装されてしまう可能性もあるので撮っておきました。


今回搭乗したJA713Aは772の中でも非ER機となっており、古めの機材です。772の中では早めに退役するかも知れません。


羽田空港に降り立ち、搭乗口を覗くと沖縄の文字が。
JA713Aはこのあと沖縄に向けて羽ばたいていきました。

羽田空港第2ターミナルは第1ターミナルと違って出発と到着が分離しています。
個人的には一緒になっているタイプの方が好きなのですが、混雑緩和とテロ防止の観点から新しめのターミナルは全て分離方式で作られているのでしょうね。


到着ロビーに川崎重工のPCR検査ブースが設置されていました。
川重がPCRをやっていることを知らなかったので驚きました…。


翌日の用事に備えてQBハウスで急遽髪を切ってスッキリしました。
初めて利用しましたけどカットに特化したサービスも悪くないですね。


ホテルへ移動しようと京急線ホームに下りたらエアポート急行逗子・葉山行きとして待機していた列車が1000形1890番台(愛称「Le Ciel」)でした。所謂LCカーです。

昨年デビューし、京急では初めてとなるトイレを装備する車両です。
普通に昼間はロングシートモードで一般の運用に入っているんですね。

おわりに

というわけで安定の都営車に乗って私は都心方面へ向かいました。
今回は圧倒的素材不足で記事作成に苦戦しましたがお楽しみ頂けましたでしょうか。

読者の皆様も是非ANAの772あるいは773に乗って古い座席を楽しんでみて下さい。
あっ、肝心の座席の感想を忘れていました!個人的には堅めな現行のシートより座面が深く沈み、背もたれがデフォルトで傾いているのでリクライニングを使用すると最強という印象でした。とにかく快適だと思いました。好みが分かれそうですが私はオススメします。

それではまたぁ~