道北バスに残る京急ブルリを堪能!(2022年8月11日)

道北バス貸切会2022

はじめに

こんばんは。
先日旭川にて所謂京急型ワンステップを使った貸切会に参加して参りました。

京急型ワンステップとは京急バスを中心に導入された初期のワンステップバスであり、U-規制からKC-規制前期に製造されました。私の故郷札幌でも京急バスや川崎鶴見臨港バスから移籍してきたバスたちが活躍しておりました。

近年これらの車両は経年廃車などで数を減らしているわけですが、今回は現役で活躍を続けている道北バスの旭川200か593をお借りすることができました。

札幌から旭川へ向かう道中

せっかくなので旭川に向かうところからお届けいたしましょう。
7時に起床。本当は6時30分くらいに起きたかったのでギリギリで焦りました。

何とか急がずに間に合う最後のラインで実家を出発。
あ、ちなみに8月6日から一週間帰省しておりましたので札幌の実家からの出発です。

本当はバスで札幌駅へ向かいたかったのですが、早朝は本数が少なく時間も読めないので地下鉄で向かいました。

札幌駅に到着した私は時間がなかったため、改札口を通る前に改札前のキオスクでおにぎりと飲み物を購入し、急いでMVにてえきねっとで購入した切符を発券します。

事前に予約しておけば券売機でQRコードをかざして発券するだけなので便利ですよね。


今回乗車する列車はライラック3号になります。
何気に789系0番台によるライラック号の乗車は今回が初めてになります。


フラノラベンダーエクスプレスも運行されていました。こちらは滝川駅から根室本線に入り、直接富良野へと向かうため、旭川に行きたい私は乗ることができません。


この日は宗谷本線に入らない特急宗谷が運行されるということで、そちらに乗ることも考えたのですが、宗谷は出発時間がさらに早いこととえきねっとの割引が適応されないという点から却下しました。


それでは乗車します。
789系0番台は元々函館と新青森を結ぶ特急スーパー白鳥として使われていた車両で、北海道新幹線の新函館北斗延伸に伴う在来線特急の廃止で余剰となり札幌地区へ転用されました。

ライラックという名称の特急は1980年から2007年にかけて札幌と旭川を結んでいましたが、使用されていた781系の廃止によって消滅しておりました。それが789系0番台の転属によって名称が復活したのです。「ライラック」が復活したときの興奮は忘れません。


天気にも恵まれ順調に旭川へ向けて走り出しました。
事前にこの列車に乗車する貸切会のメンバーと打ち合わせをした上で席を手配したため、この日ご一緒するお二人と共に旭川へ。


北海道で列車に乗るときは「うらら」を買ってしまいますね。JR東海で言うところの「静岡茶」的なポジションです。札幌駅で購入したおにぎりを1つだけ食べました。実は寝不足もあってコンディションが悪く乗り物酔いを発動してしまい結構しんどい移動となりました…。

ちなみにえきねっと予約の「トクだ値45」割引を使うと、乗車券と特急券込みで2,860円という破格で移動できてしまいます。45%割引なので半額に近いです。これを活用しないわけにはいかないですよ。


ということでずっと目を瞑りながら耐えました。
旭川駅に降り立ってからが一番のピークでした。他のメンバーが出発まで旭川駅前のロータリーでバス撮影をしていましたが、そんな余裕はなくベンチで休んでしました( ̄。 ̄;)

幸いにも鞄の底にトラベルミンが眠っていたので飲んで復活しました。5月にユニバに行ったときにアトラクションで酔わないように念の為購入したものでした笑


10時に旭川駅を出発し、まずは道北バスの旭川営業所(本社)へ向かいます。


到着して早々、道南バスの方からタオルを頂きました。
温かいお出迎えをして下さりありがとうございます。

旭川営業所(本社)でバス撮影


道北バスには私の大好きな日産ディーゼルのバスが多数在籍しております。


1台目はエコ運転研修車。
北海道中央バスにも省エネ教習車が在籍していますが、どちらも製造から25年以上経過した古参車という共通点があります。こちらは1994年式の日デU-UA440LSNです。

旭川200か570として当初は一般路線バスとして活躍していました。


小糸製のLEDライトを装着しておりキリッとした印象です。
古参車でも富士重工7EやブルーリボンはLEDが比較的に似合う車種だと思います。


2台目は川崎鶴見臨港バスから移籍してきたブルーリボン(旭川200か678)です。
今回お借りしている593号車と同じ類いの初期型ワンステップバスになります。1996年式のKC-HT2MLCAです。


3台目は西武バス出身の7Eワンステップ(旭川200か796)です。
北海道中央バスにも同じく西武バスから移籍した7Eで中扉が四枚折戸や引戸仕様の車が在籍していましたが、こちらは二枚折戸という珍しい仕様です。1998年式の日デKC-UA460LSNになります。


貸切会参加者の方が臨港バスの公式キャラクターである「りんたん」を持参しており、678号車のバンパーに乗せて撮影が行われました笑

678号車が臨港バスで活躍していた頃はりんたんは誕生前だったので、在籍時には実現し得なかった光景ですねw


こちらはたまたま入庫してきた車ですが、京急バス出身の7Eワンステップです。
今回お借りしている593号車とは同郷の仲です。1997年式の日デKC-UA460LSNになります。


道北バスのキムワイプカラー(違)が大好きなんですよね。
車庫内でスナップ撮影が捗りました。映える。


4台目は名古屋市営から移籍したノンステップのエアロスター(旭川230あ8133)。
以前はリサイクルショップの広告車だったため、電話番号の下4桁を希望ナンバーで取得して面影が残っています。中扉のグライドスライドドアが特徴的です。2000年式のKC-MP747Mになります。


5台目は神奈川中央交通から移籍したノンステップのエアロスター(旭川200か1129)。
先ほどの8133とはクーラー位置が違うほか、視野確認窓が埋められており前事業者時代に面影を留めています。2002年式のKL-MP37JMです。


様々な事業者から移籍してきたバスが集っている道北バス。車内も楽しませて頂きました。


6台目はまたしてもノンステップのエアロスターです。旭川200か900。
尼崎市交通局から移籍してきた車でモケットにその特徴が残されています。先ほど紹介した名古屋市交通局出身の8133と同じMP747ですが、尺やクーラー、塗り分けが異なります。1997年式のKC-MP747Kになります。


これにて営業所での車両撮影は終了になります。


まだまだ撮影したい車もありましたが、運用に入っていたり時間の都合もあってここまでとなりました。天候にも恵まれて、とても良い収穫になったと思います。


道北バスは路線バスの緑色のカラーも素敵ですが、トップドア車の青色のカラーリングもかっこいいですよね。高速バスで活躍してる車も多種多様なので皆さんも是非道北バスを乗りに、撮りに行ってみて下さい。


待合所がしっかり自社のカラーリングで塗装されているのも興味深いです。


それでは名残惜しいですが、営業所をあとにして貸切会を進めていきます。

旭川空港で昼休憩と撮影


黒光りするステアリングとシフト捌きを眺めながら次の目的地へと向かいます。


観光バス乗降所に停車しました。


旭川空港でお昼休憩と今回お借りしている593号車の撮影タイムです。


旭川空港は利用する機会がなかったので初めて訪れましたが、空港公園が併設されていて緑が豊かなところでした。


余談になりますがJASのコンテナを発見。全国でまだまだJASのコンテナは活躍を続けているようですが、とりわけ旭川空港はJASが数多く離発着していた空港ということもあって現在でも多数のJASコンテナを拝むことができるようです。


空港の駐車場にこんなセレガが停車していました。ホンダの社有車のようです。カラーリングが昔の全日空モヒカン塗装みたいでレトロさがあります。


空港で食事をしっかり採るつもりでしたが、東京便が集中して離発着しており狭い空港内は結構混雑しておりました。例に漏れずフードコートも混雑しており、食べるのに時間がかかりそうだったのでおにぎりで済ませることにしました。


でもおにぎりだけでは味気ないのでソフトクリームを食べました~!


旭川空港に593号車で来ていることを文字で表現できる構図がここくらいしかありませんでした。バスのフロントに看板が被ってしまっていることはご容赦ください。

セブンスターの木でフォトラン


次に訪れたのはたばこのCMで使われたセブンスターの木。
2年ぶりに訪問しました。ここは有名な木だけではなく北海道らしいだだっ広い草原を見ることができるスポットです。


ポツンと佇むカシワの木と共に。


緑色のカラーリングが壮大な自然とマッチします。


このポイントでフォトランを行いました。神奈川県で活躍していた頃はこのような風景の中を走ることはなかったでしょうから、地方で余生を送る593号車に感情があるとしたらどのような気持ちで走ったのでしょうか。


この車が今後この場所を訪れることはないと思います。参加者全員でファインダーを覗きながら美瑛町を走る元京急バスの光景を目に焼き付けたことと思います。

永山出張所へ


都会では見ることができなくなったこのタイプの降車ボタン。深緑の中を駆け抜ける際に車内が薄暗くなり灯火のような雰囲気を表現したくて撮影してみました。

余談になりますが5D MarkⅢを中古で導入して最初のビッグイベントが道北バスの貸切会でした。これまで使ってきた7Dや5D MarkⅡに比べると暗所耐性があるので暗い場所でも積極的に撮影できるのは嬉しいことです。


道北バス永山出張所では旭川営業所と同じく様々な車両を撮影させて頂きました。
この写真の2台はどちらもU-HTですが窓やヘッドライトなど相違点が多数。昔のバスは同じ形式であっても事業者によって仕様が多種多様で見ていてとても楽しいです。


それではこの車からご紹介。
川崎市交通局から移籍してきた1994年式の日野U-HT2MLAA。この見た目でワンステップなのです。私の故郷札幌では銀サッシの元川崎市バスがいなかったので新鮮です。


2021年秋に札幌200か2616をお借りした際の記事でも取り上げましたが、元川崎市バスと言えば前扉上のこの部分を見ておかなければなりません。かすかに見えますよね、「川崎市バス」の文字が。


今回お借りしている593は窓は黒サッシ逆T字窓で近代的ですがヘッドライトはレトロな丸目なのです。一方でこちらの591は古めかしい銀サッシ二段窓ですがヘッドライトは古さを感じさせない角目仕様になっていて対照的です。車齢28年ですが角目なのが幸いしてLED化されています。


次に同じ日野繋がりでこのお車を。
2009年式の日野BJG-HU8JMFP。移籍車だらけの道北バスでは珍しい?自社発注車になります。一般カラーではなく特別塗装を纏っているのが特徴的です。しっかりエンブレムもついています。


先ほど旭川営業所で撮影した1129と似ていますが、セーフティーウィンドウが埋められていないので神奈中ではありません。相鉄バスから移籍してきた2002年式三菱ふそうKL-MP37JKです。


続いてはいすゞ車から元西東京バスの2004年式KL-LV280L1です。
西東京バスの移籍車って比較的マイナーな気がします。ゼクセルクーラーが良いですね。


同じくいすゞですがこちらは富士重工新7Eを架装した車。
東武バスから移籍してきたKL-LV280L1です。KL-LVの富士車体が札幌圏では走っていないのでこちらも新鮮です。勿論現在住んでいる関西でもお見かけしないです。


「OK 富士重工」


新7Eの特徴と言えばフォグランプの位置が従来型の7Eとは異なっている点です。


最後は今回の主役593号車で〆ます。丸目に黄色フォグやっぱりカッコいいです。
非公式側のミラーがロングステー(通称おばけミラー)なのも個人的には見慣れた姿です。


緑の豊かな季節、北海道の自然を感じながら貸切会を楽しむことができました。


バスの出入りも多く、様々な車両に見とれていたら時間もあっという間に過ぎていきました。

全ての撮影を終えて旭川駅へ

永山出張所での撮影を終えて旭川駅へ戻ります。
残り僅かな時間593号車を堪能しました。

最後に車内の紹介です。


元京急バスということでお馴染みの紺色の座席と黄色と黒色のポールが目立ちます。
道内では札幌でも多数の元京急バスが活躍していましたが、両サイドロングシートの仕様は(私の記憶している限りでは)いなかったので新鮮でした。

ガキ使で使われているような座席配列です笑


窓周りが腐食してボコボコになっているのも「歴戦の証」ですな。


京急ブルリと言えば黒ステアリングでタコメーター無し仕様ですね。
中学生の頃毎日のようにこの運転席を眺めながら通学していたのが懐かしいです。

旭川を去り札幌へ


帰りの列車も札幌組全員で予め話し合いの上で予約していました。
定刻で貸切会が終了したので時間を持て余し、18時まで旭川駅前でバス撮影をして時間を潰しました。


復路の列車はライラック40号です。奇しくも往路と同じ編成でした笑


帰りはゆったり寝ながら帰ることができました。

おわりに


楽しんで頂けましたでしょうか。
今回は関係者の皆様のサポートのもと元京急バスの日野ブルーリボンである旭川200か593をお借りし旭川周辺でのフォトランと車庫巡りをすることができました。

道北バスの皆様と主催者様、そして一日ハンドルを握って下さった乗務員様には、この場をお借りして心より感謝申し上げます。お世話になりました!

最後まで読んで下さりありがとうございました。
また次の記事でお目にかかりましょう。