こんばんは。
もう5月も末かと時の流れの速さには驚いています(いつも同じことばっか言ってんなw)
やっと自動車免許取得への第一歩として自動車学校に通うことが決まりました。
「趣味なら本気で」をスローガンに掲げている私はバス好きとして大型二種の取得を目指していますが、まずは普通免許を取得しないことには始まりません。まぁ良いネタにもなりますし、思ったことや学んだことを日記形式で取り上げていこうと思います。
2018年”なつのおもいで”第2回
目次
それはさておき。
今日はだいぶ放置してしまいましたが「なつのおもいで」企画、2回目。
なんだそりゃと思う方もいるでしょう。
まぁ簡単に言うと管理人の昨年夏の活動報告ですw
前回の登山は布石
前回は7月27日に気まぐれで行った藻岩山の登山でした。
これは今回お伝えする登山の練習用に登ったものでした。
実は当初登ろうとしていた山は「蝦夷富士」と呼ばれることもある羊蹄山でした。
他にも様々な道内の山々を検討しましたが、登山口の近くまで公共交通機関でアクセスできるものは少なく、「車」という手段がない高校生(当時)にとっては困難を極めるものでした。
登山する山については当日午前2時まで同伴した親友達と悩み続けました。
結論は黒岳に
なるべく札幌から遠くない山にする予定でしたが、どうしてもアクセスの点がクリアできず仕方がなく道北まで足を伸ばして黒岳に登ることに決まりました。午前2時、ギリギリの決断でした。
睡眠不足にも関わらず(珍しく)寝坊をせず起床、無事3人全員が時間までに札幌駅に集合することができました。テンションが上がっていたのでしょうね、我ながら寝坊をしなかったのが不思議でなりません笑
ここからまずは旭川駅まで出る必要があります。
JRとバス、二通りの手段がありますが貧乏学生は勿論バス。バスは好きなので苦にはなりません。
流氷もんべつ号(旭川経由)/札幌駅BT7:00→旭川駅9:05
旭川に行く始発の便は高速あさひかわ号ではなく流氷もんべつ号。
流氷もんべつ号は予約制の路線ですが、旭川までは予約無しで利用できます。
車両は中央バス札幌北営業所所属のガーラでした。
2010年式のPKG-RU1ESAJ。
複数人での利用には回数券の活用がお得!
私たちは3人の利用でしたので札幌~旭川間の往復乗車券をそれぞれ購入するつもりだったのですが、中央バスのスタッフさんにお得な乗り方を教えて頂きました♪
それは回数券の利用です。
本来回数券というのは1人で頻繁に往復利用する際に得になるきっぷ。
その回数券を複数人で使うという発想がありませんでした。
まさに盲点ですね。
ちなみにどのくらいお得なのかと言いますと…
札幌~旭川往復(一人当たり)
・片道切符往復:2,060円×2=4,120円
・往復切符:3,860円(260円お得)
・回数券4枚綴り+往復切符1組(※3人での利用):(7,210円+3,860円)÷3=3,690円(430円お得)
このようにかなり変わってきます。
人数が多ければ多いほど割引率も大きくなるのでオススメの使い方です。
ギリギリの乗り継ぎに成功
旭川からは層雲峡まで更に路線バスに乗り継ぐ行程です。
1時間~2時間に一本の路線なので一本逃すだけでも致命的です。
旭川駅を9時15分に出発する始発の便に間に合わせるにおいて懸念点が二つありました。
一つは札幌駅を7時に出発できるかどうか。
万が一流氷もんべつ号を逃すと次は7時30分の高速あさひかわ号。そうなると9時15分のバスが出発した20分後の9時35分に到着となり、旭川駅で1時間10分のブランクが発生してしまいます。しかしこれに関しては前述の通り無事クリアしております。
それでは二つ目の懸念点は何か。
それは流氷もんべつ号の遅延。約2時間走行なので何かしらの事情で遅延することは大いにあり得ます。10分しか接続時間がない中で、少しでも遅れてしまうとアウトなのです。
高速道路を下りて、旭川市内に入ってからは腕時計とにらめっこでヒヤヒヤでした汗
案の定若干遅延した状態で旭川駅に到着。幸いなんとか間に合いました。
ここから更に2時間の乗車!
2時間高速バスに揺られてきた我々ですが、まだまだ道半ば。
登山の入口、層雲峡に到達するにはさらに2時間の道のりがあります。
層雲峡・上川線/旭川駅9:15→層雲峡11:10
希望ナンバーで「1」を掲げるKL-MP37JM(2005年式)でした。
正直これはハズレでしたね~2時間のペタノン地獄は流石にバス好きの私でもツラかったです。
実は途中「上川森のテラス バスタッチ」という停留所に停車します。
この停留所にはさっきまで乗っていた流氷もんべつ号も停車します。
事前に流氷もんべつ号の予約を取っていればここで乗り継ぐこともできました。
それにしても北海道らしい直線の道路が永遠と続きます。
車窓の変化も少ないのでとにかく耐久ゲーです。寝ることをオススメします笑
ちなみに運賃は片道2,100円します。
言葉の通じない外国人が多いこともあって終点での精算に時間がかかっていたのが印象的でした。
手抜きをするにわか登山者
道のりはとても長かったのですが、層雲峡の風景を見てそんなことも吹っ飛びました。
夏らしい光景、癒やされます。
ロープウェイで5合目まで、リフトで7合目まで登ります。
黒岳は2,000m級の山で練習で登った藻岩山の531mとは比べものになりません。
ロープウェイ+リフトを往復する場合の料金
・ロープウェイ:往復切符1,950円(2019年6月より2,400円に値上げ予定)
・リフト:往復切符600円(2019年6月より800円に値上げ予定)
手抜きをしているように見えますが、普段何もトレーニングをしていない貧弱人間が一番下から頂上を目指すなんて日帰りでは現実的ではないのです。
ロープウェイは日本車輌製でした。
細かいところに目が行ってしまうヲタクの悪い癖。
ようやく登山開始
藻岩山と大きく異なる点は木々が無いということ。見晴らしが良かったです。(親友撮影)
登っていくうちに植生が変わっていくのも興味深いポイントでした。(親友撮影)
親友がたまたま撮影していたようですが、目の前にリスがいたようですね。
顔の入った画像しかないのでぼかし画像で失礼します。(親友撮影)
適宜疲れたら岩に腰掛けて水分補給タイムです。
頂上に近づいてくると尖った岩が出現。風化で削れているのでしょうか。
山頂に到達!
後半は例によってだいぶ辛かったのですが、山頂に到着した時の満足感は凄い(語彙力)
山登りを趣味にされている方々って、この達成感が堪らないのでしょうな。
登山コースは反対方向にも続いており、大雪山系を渡り歩くことも可能です。
山々に白いものがありますが、雪なのでしょうか。でも雪ではないようにも見えます。
結局よく分かりません。
登頂した証。他の登山グループがこの標識の前で集合写真を撮る際にお手伝いをさせて頂きました。それも良い思い出です。
1.7kmと聞くと大した距離ではないように思えますが、十分体に堪えました。
下りの方が危険が伴うので気を抜かずに下山。
下山後は温泉で一服♪
層雲峡自体が温泉街なので温泉旅館が数多く存在します。
しかし我々は日帰りなので宿泊施設を持たない「黒岳の湯」へ。
特別な設備は備えていませんが、登山後の疲れた体に温泉はしみました。
せっかく層雲峡に来ているのですから登山だけではなく最後の〆に温泉は最高です!
ちなみに層雲峡にはセイコーマートがあります。
登山前と買える直前に飲み物の補給とツマミの購入をしました。
それにしても茶色い看板は珍しいですね。景観条例に影響された京都みたいですね。
帰路へ
層雲峡・上川線/層雲峡18:05頃→旭川駅19:20頃/旭川200か611
帰りのバスは当たりでしたね。北海道ではレアな富士ボデー架装の日野U-HT2MMAA。
2018年12月のダイヤ改正でこの便は消えてしまったので、時刻はアバウトな時間です。
流氷もんべつ号(旭川経由)/旭川駅19:30→札幌駅BT21:35/647-5956
奇しくも帰りも高速あさひかわ号ではなく流氷もんべつ号。
ただ帰りはJHB担当便でした。今はこの車両も様似営業所に転属したので過去の話ですね。
ほぼ定刻で到着、事故も無く満足した状態で解散となりました。
最後に
直前に決めた計画性の無い登山でしたが、黒岳は初心者がそれなりの標高の山に登るには最適なところだと思いました。最悪ロープウェイやリフトに頼れば良いという安心感は大きいですし、何より景色が素晴らしい。ただ急な道が多いので、スニーカーなど適当な装備での登山はダメ。道内にお住みで登山をしてみたいという方にはお勧めできる山です。
個人的には藻岩山の方が辛かったですね。
あっそれと言い忘れていましたが、標高が高いということもあって藻岩山の時に苦労した蚊はいなくて快適でした。
そんな感じで味を占めた私たちは3人とも本州に移住したので今夏も登山を考えていますw
それでは今回はこの辺で。
撮影機材:EOS7D(親友撮影:EOS50D)
コメントお待ちしております。是非ぜひ、お寄せください。
ツイッターは頻繁にチェックしておりますので最新情報はそちらから…。
・のんpapa様のJHB情報・車両表トップページ
・のんpapaさんによる「2019年度JHB新車情報」