山梨交通のキュービックLTを満喫!(2023年4月15日)

山梨交通C702号車貸切会

目次

はじめに

こんばんは。ご無沙汰です。
今回は2023年4月15日に参加しました山梨交通の貸切会の模様をお伝えしていきます。

山梨交通といえば国際興業系のバス事業者で古いいすゞのバスが多く活躍していることで有名です。私もいすゞが大好きなので、もっと記録したいなと思っている事業者の一つです。


東京北部・埼玉南部に路線を展開している国際興業バス
東日本の各地にはかつて国際興業グループだったバス会社がいくつか存在する。

ただ、これまでの4年間関西で暮らしていた私にとって山梨県は少々アクセスも悪く、簡単に遠征できる場所ではありませんでした。そんな中、貸切会のお誘いを頂きました。

今回お借りした車両はただのキュービックではなく、大型ショートのLTになります。


私の故郷札幌でも活躍していた車種ですが、希少種だったのであまり馴染みは無く珍しさの方が勝ります。こちらはかつて北海道中央バス石狩営業所にいた札幌22か3116(KC-LT233J)。


社番はC702。登録ナンバーは山梨200か128。
1991年式のいすゞU-LT322Jになります。

ナンバーから分かるように生え抜き車ではなく国際興業バスから移籍してきた車両でして、元々は大都会を闊歩していたのでしょう笑

前日夜、特急あずさ号で甲府へ

さて、例によって甲府へ前入りする移動の様子からお届けします。

2023年4月14日金曜日。
仕事が終わった私は一旦自宅によって支度をして再出発。

新宿で大学終わりの友達とスタバのメロンフラペチーノを飲む約束をしていたので、1時間ほど新宿駅南口のスターバックスで過ごしました。


新宿駅ってどうしても歌舞伎町など小汚い夜の街のイメージが強かったのですが、意外とバスタ新宿がある南口側はオシャレで綺麗な景観となっています。

大学時代、遠征で東京を頻繁に訪れていた頃は新宿は苦手な街上位に君臨していたのですが、最近見直しました。結構好きかもしれません笑


大事なフラペの感想ですが、昨年の物より果肉が増えていてパワーアップしており大満足でした。これはオススメできる一杯です。メロンが特別すきではない私が言うから間違いなし。


友達とは解散し、JR新宿駅へ戻ります。
中央本線の特急あずさ55号で甲府へ向かいます。


松本まで向かう最後の列車ですね。
甲府までならもう少し後のでも間に合うのですが、旅館のチェックインが23時までだったので22時30分頃に甲府駅へ到着するこの列車を選びました。


座席はどの号車も窓側席が完売で、仕方が無く通路側席を選択。
山梨まで向かうお客さんよりも、東京都内で降りていく通勤客の方が多かったので、八王子より先は割と空席が目立ちました。


夕食は新宿駅で弁当を購入するつもりでしたが意外と時間が無く、京王百貨店が閉まっていたこともあり入手できず、乗車前にnew daysで何とか手に入れたおにぎり2個で取り敢えず凌ぎます。

ちなみに今回の乗車券はえきねっとで発券しています。
そして初めてチケットレスサービスを利用してみました。よって特急券は無く乗車券だけです。最低限乗車券は保存のために紙で発券しておきたいです。


22時36分。甲府駅に到着。


そしてこちらが今回お世話になる旅館「萬集閣」。
ツタに覆われたレトロな外観が特徴的です。


親切な女将さんに館内を案内して頂き、今宵のお部屋に到着。
必要最低限、私が一夜を明かすには十分すぎる空間です。


流石におにぎりだけでは足りないので旅館目の前のセブンイレブンに行って冷やし中華を買ってきて食べました~!

雨の朝。甲府駅を出発!


今回の旅館は駅から徒歩3分ほどの場所にあるので直前まで寝ることが出来ました。
平日の疲労も溜まっていて寝落ちしていました笑

外はがっつり雨模様。
天気予報を見てしっかり傘を持ってきていたので怖いものなしです。


甲府駅南口を定刻通り9時に出発。
まず最初に向かったのは伊勢崎営業所です。


今の山梨交通の主力はKL-LVですね。
国際興業バスがKL-代を大切に使っているので未だに中古でKL-代を入れているようです。
余所のバス会社から放出される中古車両はすっかりPJ-代やPKG-代となってきていますが…。

ここでのお目当てはC766号車(山梨200か466)です。
実は少し前に行われた別の主催者様のC766貸切会のお誘いを受けていたのですが、諸事情により参加できなくなってしまい、この車のリベンジ撮影を期待していたのでした。


リフト付きのグライドスライドドアな中扉とブラックフェイスがカッコいいです。


残念ながら雨の滴る姿にはなりましたが、無事撮影することが出来て大満足です。


この他にも旧塗装のジャーニーK(C640)がいたので3台並びを撮影することが出来ました。
この車は1993年式のU-LR332J。実は今回お借りしているC702より若いのです!


いすゞの古いバスが大好きな私にとってはよだれの出る並びです。
ちなみに右隣にはC654(山梨22あ1321)が駐まっています。

参加者の多くが撮影したかった車両なのですが、貸切会の1ヵ月ほど前に車検満了で除籍されてしまいました。C766とは違って山梨交通自社発注のリフト車でした。ナンバーが外されているので今回の記事でお見せすることはできません…。


営業所の方のサービス精神旺盛な対応で大満足な滞在となりました。
この場をお借りして感謝申し上げます。

霧がかった秘境へ

伊勢原営業所を出発し、40分ほど揺られて仲原というバス停へやってきました。
ここは1日数本しかバスのやってこない停留場で、回転場を兼ねた構造です。


停留所のベンチを絡めて撮影すると良い味が出ます。


ちなみに今回はバスガイドさんが添乗する珍しいバス貸切会でした。
撮影場所での誘導は勿論のこと車内での観光案内など大変お世話になりました。


砂利道の大きめな回転場大好きです。故郷の手稲鉱山を思い出します。

停留所を離れてフォトラン開始。


残念ながら既に散りかけでしたが、桜の木とのツーショットや集落の中を駆け下りるキュービックの姿を写真に収めることが出来ました。

上帯那でのフォトランを終えて敷島営業所へ

撮影を終えたら再び乗車して移動します。


途中、昇仙峡を通過しました。2013年8月に家族旅行で来た思い出があります。
後続車がいなかったのでドライバーさんが徐行して下さり、バスガイドさんが案内して下さいました。観光案内をマニア貸切で聞くことが出来るのはやはり新鮮です。


敷島営業所に到着。


敷島営業所では数台のジャニーKを拝むことが出来ました。輝く銀バンパーが素敵です。顔が映り込むレベルまで磨き込まれています。先述した2013年の甲府訪問の時に乗車したのですが、それから10年が経過してもなお現役なことに驚かされます。


そして今回お借りしているキュービックやジャーニーK達は米粒テールを搭載しています。個人的に「古いバス」といえばこのテールランプなので、これを見ると興奮します。最近は古参のバスでも見かける機会は減り絶滅危惧種状態です。


そして山梨交通の旧塗装車両は側面にぶどうのイラストがあしらわれているものがあります


山梨らしくて良いアクセントですよね。


サントリー登美の丘ワイナリーで使用されている三菱ふそうローザベースのボンネットバス。


甲斐市民バスとして使用されている日野リエッセも2台まとめて見ることができました。


ほかにもC486もおねんねしていました。
創業60周年記念事業の一環で復活を遂げたいすゞK-CCM410。


車体裾部分のエンブレムが川重車体の証。昔のいすゞのバスが大好きなので是非とも次出会ったときは動いているところだと良いなって思います。エンジンサウンドを聴きたいですよね!


こちらは奥昇仙峡バスという先ほど通ってきた昇仙峡を巡るバスに使用される車両。ボンネットデザインですが中身はエルガミオのようですね。


敷島営業所名物と言えるものを忘れていました!
今流行りの電気バスが所属しています。例によって中国製です。


特定輸送用で観光マスクの日野レインボーも在籍しているのですね。
山梨交通では三菱ふそう・日産ディーゼルはおろか、日野車でさえも稀少です。
それだけいすゞ王国であることが分かって頂けるかと思います。


最後に今回お借りしているC702号車の形式撮りをしました。
これは元々スケジュールに含まれていなかったのですが、よく考えれば形式撮りをする時間が設けられていなかったので、提案してくれた参加者の方には感謝です。


エンジンルームも見させて頂きました。
U-LTに搭載されているのは6HE1エンジン。LV234系などで使用されている6HK1エンジンの直系の先祖と言えますね。心地よいエンジンサウンドでした。


営業所内の倉庫のシャッターが良いデザインだったので共有しておきます笑

C702号車車内のご紹介

ここで今回お借りしているC702号車の車内と運転席をお見せします。


二人掛け座席中心の構成となっています。
二人掛けですが背もたれが独立した形状になっているのが特徴的です。


幕周り


運転席はU-代のキュービックそのものです。
いすゞのロッドシフトはこの世代でも古くさい黒くて丸いシフトノブなのが最高です。

昼休憩を挟んで2回目のフォトラン


道の駅富士川へ移動し、14時から15時にかけて昼休憩となりました。


私は他の参加者1名と少し歩いた先にあるラーメン屋でお腹を満たしました。


道の駅を出発し10分ほどバスを走らせたところにある小室バス停へ移動。
こちらでは昔ながらの民家が並ぶ町で折り返すバスの雰囲気を味わうことが出来ました。


小室~土録入口間にあるこの門を潜り抜けるキュービックの姿が良かったです。


フォトラン撮影をして歩いていたら火の見櫓を見つけました。


書かれている文字を見るに相当古そうな代物です。

鰍沢営業所では思わぬ収穫も!?

フォトラン撮影を終えた私たちは再びバスに乗車し鰍沢営業所へ向かいます。


鰍沢営業所で2箇所目の営業所撮影


ここでは数を減らしているU-代のLVをみることができたのが個人的な一番の喜びでした。
非常口下の角の丸い小さなルーバーがU-LVの特徴です。


前扉の隙間から顔を覗かせるISUZUとIK COACHのロゴがカッコいいです。


他にも身延町営バスとして使用されている「へやキャン」ラッピングのLRもお休みしていました。この世代ながら方向幕を使用しているのが良いですよね。


また、この日運用入りしていた「バスに乗ろう」カラーのジャーニーK(C616)がたまたま営業所前を横切り、撮影することが出来たのはありがたい収穫です。


40分ほどの滞在で鰍沢営業所を後にして最後の目的地、身延山へ足を進めます。

身延山では京王バスとのコラボも!?


今回最後の寄り道場所である身延山にやってきました。


ちょうど到着した時に新宿行きの高速バスが出発するところでした。
これに乗れば身延山から乗り換えなしに新宿まで帰ることができるので飛び乗っちゃいた気分でした笑


身延山には勿論山梨交通の一般の路線バスも乗り入れてきます。後輩との共演。


身延山は観光地となっており、昭和の雰囲気が今でも色濃く残った街です。
最後はこちらでフォトランとなりました。


そんな身延山でのフォトラン。
石畳の狭い道を駆け抜けるキュービックの姿を写真に収めることができました。


これは松の木でしょうか。
閑散とした昭和の雰囲気を残す道を車齢32年のバスが走ります。


日が暮れてきて薄暗くなっているのでテールランプを灯す後ろ姿の雰囲気が増します。

以上で今回の貸切会での撮影は全て終了!
あとは甲府駅に向けてC702の熱い走りを堪能するのみです。


窓ガラスに刻まれているIK COACHのロゴマークも素敵です。


1時間半ほど揺られて甲府駅に到着することが出来ました。

帰り路

今回も例によって私は遠征組なので自宅まで時間をかけて帰る必要があります。
それでも、甲府は首都圏からとても近いのでその日中に帰ることができそうです。

最後までお付き合い頂けると幸いです笑


帰る前にお腹が空いたということで本日参加されていたお二人と一緒に甲府駅前のモスバーガーで夕食を食べてから列車に乗ることにしました。

食事を終えたら駅へと向かいちゃちゃっと職場向けのお土産をNew Daysで調達してホームへと向かいます。

モスでご一緒したうちのお一人が同じ列車で東京へ向かうということでホームまでお供しました。お互い鉄道好きでもあって走行音の話で盛り上がりました。阪急3300系のモーター音の素晴らしさを共有できて嬉しかったです。


帰りの列車は特急あずさ60号新宿行き。
E353系のS111編成とS210編成の併結で12両連ねて新宿を目指します。


私は付属編成(S210)側のモハE353-1010(2号車)に乗車。


この時間から東京へ上る需要も少ない上、車両数が十分すぎるくらい用意されているので1両当たりの密度はかなり低くスカスカでした。近くのグループが座席を回転させてボックス利用していたのが印象的でした。コロナも緩和されたことを実感します。


爆睡するつもりでしたが寝付くことが出来ず、スマホを弄っていたらあっという間に新宿に帰ってくることができました。在来線特急が高頻度で走っている路線は非常に利便性が高いですね。新幹線とはまた違った便利さです。


ということで品川に出てあとは京急に乗り継いで帰りました。
余談ですが1500形の優等運用を見ると嬉しくなりますね。特急幕も良きです。

おわりに


無事日付が変わる前に甲府から帰宅することができました。

今回は1日ハンドルを握って下さったドライバーさんと臨機応変な対応をして下さったバスガイドさん、そして私たちにとても寛容な姿勢で応対頂いた各営業所の皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。

最後まで読んで下さりありがとうございました!