期待が膨らむ「バスキタ!」サービス

こんばんは。
ジェイ・アール北海道バス(JHB)及びばんけいバスのバスロケーションシステムの運用が開始されたことをご存じでしょうか。

実は2014年から株式会社メディア・マジック(本社:札幌市)が開発をしている路線バス運行情報案内サービス「バスキタ!」の公開実証実験が行われてきました。それの対象となっていたのがJHBの琴似営業所で3年ほどバスキタ!(β版)の公開がされてきました。

2018年になりJHBが「バスキタ!」の本格導入を決定し、2019年3月の全面運用開始を目指して2018年12月19日より再び試験運用が開始されました。

ちなみにβ版がそのまま流用されることはなく半年ほどの間サービスは休止され、改良が進められてきました。β版の段階では使い物にならないというのが個人の感想でした。

どれくらい使いやすくなったのだろうという期待の元、少し生まれ変わったバスキタ!に触れてみたのでお伝えしようと思います。

待望のバスロケ「バスキタ!」

ジェイ・アール北海道バスにおけるバスキタ!の概要


12月19日よりサービスが開始されたのはJR札幌駅より西側の路線。
残る東側の路線は2019年3月以降のサービス開始予定です。

実証実験のβ版では琴似営業所管内だけでしたが、今回の公開に当たって対象路線が手稲営業所管内にも広がり、車両的には札幌営業所・琴似営業所・手稲営業所の3営業所が対応していることになります。ちなみに札幌営業所の車両はJR札幌駅より東側の路線にも運用を持っていますが、そちらでは札幌担当便であってもバスロケに表示されることはありません。


言語は5カ国語。インバウンド需要も視野に入れていることが分かります。

それではバスキタ!の機能を紹介して参りましょう。

バスキタ!目玉のバスロケーション機能「バスマップ」


平日夕方ですとバスマップはこんな感じになります。

目的のバスをクリックすると系統番号・行先・遅延時間の表示があります。
また当該バスの停車停留所もマップに表示してくれます。

ちなみに5分以上遅れているとバスアイコンが黄色に…

10分以上遅延するとバスアイコンは赤色に変化するので分かりやすい。

JHB担当便のみ高速おたる号にも対応しており、小樽市内のにもバスアイコンが。

冬期間のみ運行している手稲山線にもしっかり対応しています。
ちなみにバスアイコンに車椅子マークのない車両は車椅子”非”対応車になります。
※ワンステップ車でも車椅子非対応車は存在するので非対応=ツーステップとは限らない。

バスマップ上の停留所をクリックするとそこから後述する経路検索に飛ぶこともできます。

経路検索以外にも各停留所の時刻表としての機能も果たしてくれるので便利である。

途中停留所の時刻まで表示してくれる有能な経路検索機能


バスキタ!ではバス位置を確認できるだけではなく経路検索ができます。

検索すると検索結果が表示されます。
車椅子対応車かそうでないかも分かるようになっています。

出発時刻、到着時刻、系統番号、所要時間…と必要な情報が全て表示。

出発までしばらく時間が残っており、まだ車両情報が判明していない便に関しては「現在、情報を取得できておりません」と表示されます。

途中停留所の出発時刻と乗り場も表示することが可能です。

「のりば」をクリックするとマップにて場所が表示されます。

乗り継ぎの発生する経路の検索も可能


乗り継ぎが含まれる検索をする際には「乗り継ぎ検索」をONにします。

これをONにせずに乗り継ぎ無しでは辿り着けない到着地を入力すると弾かれます。

これだと普段利用しない場所での乗り継ぎも安心ですね。

直感的な操作に対応する経路検索機能

バス停名を入力するだけではなく…

地図からバス停を探すことができたり…

ランドマークから最寄りの停留所を探すことができます!
観光客にとってはとても有り難い機能なのではないでしょうか。

いつも使う路線を登録できる「マイバス」機能


マイバス機能を利用するにはアカウントを用意する必要があります。

特に難しいことは無し。メールアドレスさえ持っていれば簡単に登録できます!


アカウントの作成をするとすぐにメールが届きますので、記載されているURLをクリック。

URLを押すとバスキタ!のページに飛ばされログインを求められるのでログイン。

マイバス登録を促す表示がされます。

検索機能でいつも使う路線を調べマイバスボタンをクリックするとオレンジ色に。

登録した区間がマイバスの項に表示されるようになります。

マイバスから時刻を調べることが可能になり調べる手間が省けます。

時刻表機能は今のところ非搭載…。


一応時刻表の項目はあるのですが、JHBの時刻検索ページに飛ばされます。

JHBだけではなくばんけいバスでも!?

全然情報が流れてきていなかったのですが、JHBの記事を書くために調べていたらばんけいバスでもバスキタ!のサービスが始まっていることを知り、驚きました。


機能はJHBと一緒です。まさか北海道中央バスよりも先にばんけいバスのバスロケサービスが始まっていたとは…。2018年12月14日より開始されたようです。

今後への期待

札幌市では北海道中央バス・JHB・じょうてつバス・ばんけいバスと協力してバスロケーションシステムを導入し2019年度末までに全系統でバスの位置が分かるサービスの提供を目指していることを2018年4月に発表している。

札幌の計画には、北海道中央バス(小樽)とジェイ・アール北海道バス、じょうてつ、札幌ばんけい(いずれも札幌)が参画する。発着停留所が同じで経由地が異なるものを含め、札幌市内約430系統で運行されるバスの情報を全て網羅。市内と空知管内や小樽市を含む周辺8市町とを結ぶ便の情報も提供する。
(中略)
利用者は市のスマホ用アプリ「さっぽろ えきバスナビ」などにアクセスすると、停留所までのバスの位置や遅延情報が分かる。市は11月にも一部系統で情報提供を始め、全系統での実施は2019年度末を予定している。

引用:バスどこ?スマホで確認 札幌市11月にも運用 遅延情報など一目で

このようなことから将来的には4社のバスを総合的にマップ上で見ることができる日が来るかもしれないですね。そうなったら複数社によって路線が被っている場所ではとても分かりやすくバスの位置を確認することができるでしょう。

おわりに

バスキタ!の簡単な概要をお分かり頂けましたでしょうか。
札幌圏内各社への普及を楽しみに活用していきましょう。

バスヲタ的には車番表示もされたら完璧かな(なんていう贅沢な悩みを言うのはやめておきます笑)

参考文献

  1. 「ジェイ・アール北海道バス株式会社バスロケーションシステム「バスキタ!JHB」の試験運用開始(西方面)について」,  株式会社メディア・マジック, http://www.mediamagic.co.jp/20181219-2/, 閲覧日:2018/12/26
  2. 「札幌ばんけい株式会社バスロケーションシステム「バスキタ!ばんけい」のサービス開始について」,  株式会社メディア・マジック, http://www.mediamagic.co.jp/20181214-2/, 閲覧日:2018/12/26
  3. 「路線バス運行情報案内サービス「バスキタ!」(β版)公開実証実験開始について」, 株式会社メディア・マジック, http://www.mediamagic.co.jp/20141105/, 閲覧日:2018/12/26
  4. 「バスどこ?スマホで確認 札幌市11月にも運用 遅延情報など一目で」, 北海道新聞, https://www.hokkaido-np.co.jp/article/183732/, 閲覧日:2018/12/26

今回はこの辺で失礼します。

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