こんばんは。
大変お待たせ致しました!!(誰も待ってねぇよ)
投稿が約半年遅れてしまいました。
私が年々多忙になってきていて2017年度は動向は把握していたものの撮影が追い付かず、記事にしようにも出来ないという状況が続いておりました。
→実はこの記事、2017年9月15日から編集を続けております(汗
この度、全ての画像が集まったので昨年度分の情報を一気にお伝えしたいと思います。
2017年度ジェイ・アール北海道バス動向まとめ
目次
時系列動向
~先にこちらを読んでおくことをおススメします~
・前回のJHB特集記事→「2017年春の動向」
・大まかな流れが分かる一覧ページ→「2017年度新車・除籍・転属一覧」
【7/4 新車第1弾納車】
この日、2017年度新車の最初のグループが納車されました。
手稲営業所向けのM尺エアロスターとなっており、仕様は昨年導入された534-6914~6916に準じたものになっています。このとき4台入り、手稲営業所の新型エアロスターも計7台になりました。
メーカー:三菱ふそう 形式:QKG-MP35FM
手稲営業所に配属直後の4台の姿
1年先輩の534-6914と並ぶ534-7907
個人的には今年度も新型のドアチャイムが採用されるのか、それとも従来のものに戻ってしまうのかが気になっていましたが、今年も例の車外スピーカー付連呼チャイムです。
【7/14 新車第2弾納車】
続いて厚別営業所向けのP尺エアロスター3台が納車となりました。
手稲向けと同じくこちらも昨年度の同型車と基本的に違いはありません。
車両番号がここで7908から一気に7924に飛びました。この間に後々投入されるLV/KV290系が付番されることがここで読めました。
余談にはなりますが、札幌200か「4444」はじょうてつ、「4545」は中央バス、「4646」はじょうてつが取得してきましたが、「4747」はJHBが獲得となりました。JHBだと厚別のエルガミオ「4141」以来になるのではないかと。
メーカー:三菱ふそう 形式:QKG-MP35FP
【7/18 641-8910・524-9918・524-9922除籍】
・641-8910(札幌200か23)小樽
いすゞガーラ(KC-LV781R1)1998年式
1998年にデビュー、新製配置は小樽自動車営業所。
ジェイ・アール北海道バスに分社化後も小樽営業所に所属して廃車を迎えた生え抜き車。主に札幌と小樽とを結ぶ「高速おたる号」に充当された。
2016年9月25日@琴似営業所
・524-9918(札幌200か246)手稲
三菱ふそうエアロスター(KC-MP717M)2000年式
2000年1月にデビュー、新製配置は札幌自動車営業所(現:手稲営業所)で分社化後も廃車まで手稲営業所に所属していた。
2017年2月4日@札幌駅バスターミナル
・524-9922(札幌200か251)厚別
三菱ふそうエアロスター(KC-MP717M)2000年式
2000年1月にデビュー、新製配置は厚別自動車営業所で分社化後も厚別営業所に所属していた生え抜き車であった。僚車の524-9921除籍に続く形となった。
2016年5月1日@新札幌駅前
【7/19頃 527-7907・524-9907が琴似営業所、527-9915が小樽営業所に!】
手稲営業所と厚別営業所に新車が投入されたことから、除籍車だけでなく転出・転入が3台発生しております。手稲からはまさかの古参車である527-7907が転属、厚別からは524-9907が貸出となりました。この2台の転入先は車両不足状態の続いている琴似営業所です。更に小樽営業所に厚別で余剰となった527-9915が転属となりました。
・527-7907(札幌22か3093)手稲→琴似
日野ブルーリボン(KC-HU2MMCA)1997年式
7月11日に運用離脱し、整備センター入り。廃車かと思われましたが、7月19日に転属していることを確認しました。
琴似営業所に転属後の527-7907。手稲営業所でお世話になっていた車なので琴似営業所から出て来る姿には違和感を感じました。年度末まで琴似で活躍しました。
・524-9907(札幌200か205)厚別→琴似→厚別
三菱ふそうエアロスター(KC-MP717M)1999年式
7月18日頃に厚別での運用離脱確認、7月19日に貸出を確認しました。
こちらはあくまで貸出のようでして琴似営業所での活躍は短い間になりました。昨年度、同じく厚別営業所から524-9906が貸出の後、完全に転属となり琴似営業所としては久しぶりの”KC-プロパーワンステ”ということで活躍していたので524-9907が今回転入してきても、そこまでの違和感はないように感じました。帰ってきた件については後述します。
・527-9915(札幌200か236)厚別→小樽
日野ブルーリボン(KC-HU2MMCA)2000年式
7月19日に転属が確認されました。
厚別の置き換え候補と聞いていたこの車、641-8910の老朽化進行による早期除籍の影響で車両不足に陥ってしまった小樽営業所に転属し難を逃れて延命したようです。527-9915の転属により一時的に小樽営業所には先に転属している534-8818を含めトップドアではない一般路線車が2台所属していました。後に投入されるトップドアの新車により除籍されました。
【7/20 524-7909・527-9904除籍】
・524-7909(札幌22か3088)厚別(?)→手稲
三菱ふそうエアロスター(KC-MP717M)1997年式
1997年10月デビュー。この車に関しては情報が少なくて新製当初どこの営業所に所属していたのかがわかりませんが、同期の車が厚別自動車営業所(当時)に配属されていたようですから手稲営業所へは後から来た可能性が高そうです。ご存じの方がいらっしゃればコメント欄かTwitterで教えて頂けると有り難いです。
2015年3月25日@札幌駅バスターミナル
524-7909は写真漁りに苦労しました。2015年3月25日に乗車したときの雑な写真しかありませんでした…申し訳ございません。
・527-9904(札幌200か212)厚別
日野ブルーリボン(KC-HU2MMCA)1999年式
1999年9月に導入。新製配置は厚別自動車営業所で分社化後も厚別営業所に最後まで所属していました。
こんな写真しかありませんでした…。
【8/2 新車第3弾納車】
2017年度3期分、琴似営業所向けのP尺エアロスターが3台納車となりました。前年度同様、手稲・厚別営業所向けと異なり座席配列が都市型の52型仕様での導入になっています。こちらも2016年度車との大きな違いはありません。なお、新型デジタルタコグラフを当初から搭載しております。
メーカー:三菱ふそう 形式:QKG-MP35FP
・524-7927(札幌200か4766)無線:457
・524-7928(札幌200か4767)無線:765
・524-7930(札幌200か4768)無線:767
【8/3 新車第4弾納車】
前日の琴似向け52型の納車に続き、札幌営業所向けの53型P尺エアロスターがこの日納車となりました。基本的には厚別営業所向けと同じ仕様ですが、液晶運賃表や後述する新型デジタルタコグラフの搭載など札幌営業所ならではの仕様にカスタマイズされております。
メーカー:三菱ふそう 形式:QKG-MP35FP
<ちょっとした余談>
534-7931なのですが…皆さんはフロントに何か違和感を感じませんか?
「JHB」ロゴが少し他の車に比べると小さいのです。
同期の534-7930と534-7932が通常サイズのロゴなので不思議でなりません。
【8/8 527-9916除籍】
・527-9916(札幌200か235)札幌→琴似→手稲→長沼
日野ブルーリボン(KC-HU2MMCA)2000年式
2000年1月導入。新製配置は札幌中央営業所(当時)で分社化後も札幌営業所に引き続き所属し2008年に琴似営業所に転属。2013年に手稲営業所に短期間在籍し、後に長沼営業所に転属し最期を迎えた。
2017年2月2日@新札幌バスターミナル
【8/9 527-5952除籍】
・527-5952(札幌22か2543)札幌
日野ブルーリボン(U-HU2MMAA)1995年式
1995年4月に導入。新製配置は札幌中央営業所(当時)で分社化後も最期まで札幌営業所に所属していた生え抜き車である。晩年はケンタッキーフライドチキンの広告を先代の521-3966(札幌22か2052)から引継ぎ目立つ存在だった。また最古参車となってからも稼働率は依然として高く、離脱日の午前まで運用に入っていたことも印象的だった。違法ドラッグ撲滅キャンペーンPR(2006年)や交通安全キャンペーン広告(2009年)を纏っていた時期もあった。この車をもってJHB札幌圏におけるU-規制車は全滅となった。
2017年8月2日@札幌駅バスターミナル
【8月中旬 2代目桑園自動車学校広告車登場】
初代広告車である521-6905の除籍を前にして2代目が登場しました。初代と2代目が1ヵ月半ほど共存していました。
・531-3954(札幌200か3540)琴似
いすゞエルガ(QKG-LV234Q3)2013年式
【8/23 538-6807・538-6808除籍】
・538-6807(札幌200か2233)札幌
日産ディーゼルUA(KC-UA460LAN)1996年式
1996年3月に東海地方の系列事業者に導入されたUA。2008年6月に同社に移籍し、札幌営業所に配属され最期まで所属した。2009年4月から運行が開始された「女性専用バス」に抜擢されると共にジェイ・アール生鮮市場の広告車となった。広告は534-3972に引き継がれた。
2016年12月20日@北2条
・538-6808(札幌200か2240)長沼→厚別→札幌
日産ディーゼルUA(KC-UA460LAN)1996年式
538-6807と同じく1996年3月に東海地方の系列事業者に導入された。2008年に移籍導入となり長沼営業所に配属されるが、すぐに厚別営業所に転属となった。こちらも「女性専用バス」担当となり産直生鮮市場の広告車となった。後に札幌営業所に転属し廃車まで活躍した。なお、広告は531-3960に引き継がれた。
2017年8月8日@琴似営業所
【8/2* 527-9917除籍】
・527-9917(札幌200か234)厚別→琴似→長沼
日野ブルーリボン(KC-HU2MMCA)2000年式
2000年1月に導入された99年度後期投入分のブルーリボン・ワンステップの1台。新製配置は厚別自動車営業所(後の厚別営業所)で、03年5月~14年7月にかけて琴似営業所に所属していた。晩年は長沼営業所営業所に所属して活躍していた。
2017年4月29日@青葉町2丁目
【8月下旬 531-2957・537-3979転属】
長沼営業所から離脱車が発生したことにより琴似営業所から2台が転属となりました。
長沼営業所において初のAT車となります。
・531-2957(札幌200か3354)琴似→長沼
いすゞエルガ(QKG-LV234Q3)2012年式
2017年9月12日@新札幌駅バスターミナル
・537-3979(札幌200か3589)琴似→長沼
日野ブルーリボンⅡ(QKG-KV234Q3)2013年式
2017年9月8日@新札幌駅バスターミナル
【8月下旬 生鮮市場広告車代替わり】
先代の2台が上記の通り除籍になったことから、下記の2台に広告が引き継がれました。ジェイ・アール生鮮市場が札幌営業所、産直生鮮市場が厚別営業所という本来の担当に戻りました。
・534-3972(札幌200か3536)札幌
三菱ふそうエアロスター(QKG-MP35FP)2013年式
・531-3960(札幌200か3550)厚別
いすゞエルガ(QKG-LV234Q3)2013年式
【9/25・9/26 新車第5弾納車】
2017年度の290シリーズ投入が開始されました。
直前に平成28年規制対応の第2世代(2*G-LV/KV290*2)が発売開始され、JHBの新車は新モデルか旧モデルか際どいラインだったのですが、めでたく?新モデルでの投入となり札幌圏では初の新型となりました。6台全車手稲営業所の配属です。
手稲営業所におけるいすゞ車は2014年度以来となります。
メーカー:いすゞ 形式:2PG-LV290Q2
昨年投入されたQPG-LV290Q1との違いが複数あるのでそこから紹介していこうと思います。
<ヘッドランプの変化>
今回のマイナーチェンジでヘッドライトがHIDからLEDに変更となりました。
旧モデルよりヘッドライト内の構造が少し複雑になったようで見た目も異なります。
※オプションとしてHIDヘッドランプは現在も選択可能。
旧モデルのヘッドライト(画像:521-6922)
新モデルのヘッドライト(画像:531-7913)
<エンジン上の凸>
新モデルでは旧モデルに無かった突起が出来ています。
<ATセレクトボタンの形状変化>
従来モデルでは無駄に大きかったセレクトボタン周りがスマートになりました。
旧モデルでは写真のようにセレクトボタン周りの加工が厚くなっていました。
新モデルでは必要最低限の厚さとなりました。加工がエアロスターと似ていますね。
<空調パネルも進化?>
新モデルでは画像のように空調パネルが光っているのを確認しました。
旧モデルでは光ってなかった筈なのですが…もしかしたら旧モデルも光るのかもしれません。
<ヒーター>
暖房のプレヒーターがミクニ製からデンソー製に改められている模様。
<ドアチャイムも新型のものに>
昨年度の新車ではエアロスターのみに先行採用されてエルガ・ブルーリボンは従来通りのドアチャイム(泰平電機音声付チャイム)が取り付けられていましたが、今年度のエルガは新型チャイム(泰平電機車外音声付チャイム)を搭載しております。また降車ボタンチャイムもエアロスター同様取り付けられるようになり、やっとエアロスターに足並みを揃える形となりました。
昨年度までのエルガ・ブルーリボンのドアチャイム
今年度のエルガのドアチャイム(昨年度からのエアロスターと同様のもの)
【9/28 524-9919除籍】
・524-9919(札幌200か248)手稲
三菱ふそうエアロスター(KC-MP717M)2000年式
2000年1月に導入されたエアロスター。新製配置は手稲自動車営業所(当時)で除籍まで手稲営業所に所属し続けた生え抜き車である。
2017年4月23日@札幌駅バスターミナル
【9/29 新車第6弾納車/524-7901・527-8904除籍】
2016年度はエアロエース1台とセレガSHD2台が新車の貸切車として投入されましたが、2017年度はセレガHDが3台の導入となりました。まさかのリミテッドエディションでの導入。セレガのリミテッドエディションは2014年以来となります。3台全て札幌営業所への配属、路線車同様にこちらも今年度から新規制モデルになっています。
メーカー:日野 形式:2TG-RU1ASDA
下記の3台が導入されました。撮影が完了していませんがご了承ください。
・647-7901(札幌200か4799)無線:219
・647-7902(札幌200か4800)無線:220
・647-7903(札幌200か4801)無線:223
新車が納車された一方で、同じ日には2台が除籍されました。
・524-7901(札幌22か2941)厚別→手稲
三菱ふそうエアロスター(KC-MP717M)1997年式
1997年4月に導入された、モデルチェンジ後初のグループ4台の内の1台です。新製配置は厚別自動車営業所で分社前に札幌自動車営業所(当時)に転属して以来、手稲営業所に所属していた。524-7901は1次投入組の唯一の生き残りでした。最後まで稼働率が高く見かけることも多かったです。
2017年7月9日@手稲営業所
・527-8904(札幌200か28)手稲
日野ブルーリボン(KC-HU2MMCA)1998年式
1998年10月に導入されたブルーリボン。この年度からJHBではワンステップ車の導入を開始し、日野(527-8904)、三菱ふそう(524-8905)、いすゞ(521-8906・8907)の計4台が投入されました。当車は日野ワンステの第1号としてデビュー、99年度以降の同型車とは異なりビルドインクーラーになっていないことやステアリングホイールがオプションで観光型のものになっている(JHBプロパー車では基本ブルリ標準のもの)点が特徴でした。新製配置は札幌自動車営業所(当時)で分社化後も手稲営業所に引き続き所属していた。
2016年8月28日@札幌駅南口
【9/30 521-6905・524-9920除籍】
・521-6905(札幌22か2879)札幌→琴似
いすゞ+富士重工R17型E車体(KC-LV280N)1996年式
1996年10月デビュー、新製配置は札幌中央営業所(当時)で分社化後しばらくして琴似営業所に転属している。2007年頃からは桑園自動車学校の広告車として最期まで活躍した。
2017年8月14日@中州橋
・524-9920(札幌200か248)手稲
三菱ふそうエアロスター(KC-MP717M)2000年式
2000年1月に導入されたエアロスター。新製配置は手稲自動車営業所(当時)で最期まで手稲営業所に所属した。
2015年7月11日@宮の沢駅バスターミナル
【10/19 647-0910除籍】
・647-0910(札幌200か352)札幌→厚別
日野セレガ(KC-RU3FSCB)2000年式
2000年6月に導入されたセレガFD。元々はフル装備の高速車であり、2012年までは旭川方面の中距離都市間路線を中心に投入されていた。2011年にトイレ撤去と共に貸切転用され、以来厚別営業所に所属していた。
2017年9月15日@札幌駅バスターミナル
【10/20 新車第7弾納車】
いすゞLV290に続き日野KV290も納車されました。台数は7台でLVが投入されなかった琴似営業所と厚別営業所に配属されました。前年度からの変更点は先述したLV290と同じになります。なお「527型」仕様の新車は2010年以来となります。
形式:2PG-KV290Q2 メーカー:日野
・527-7915(札幌200か4812)無線:190(琴似)
※この車両にのみ試験的に白色の行先表示機を搭載しております。
<白色LED表示>
首都圏で広まりつつある「(※フルカラーではない)白色LED」。とうとう試験採用に至りました。夜間はとても見易いですが、昼間はかえって目立たないような気もします。来年度以降の新車で本格採用されるか注目です。
~前面~
~側面~
~リア~
<液晶運賃表>
琴似営業所では初めてとなるLCDタイプの運賃表も試験搭載となりました。
・527-7916(札幌200か4813)無線:213(琴似)
・527-7917(札幌200か4814)無線:218(琴似)
・537-7918(札幌200か4808)無線:224(厚別)
・537-7919(札幌200か4809)無線:226(厚別)
・537-7920(札幌200か4810)無線:231(厚別)
・537-7921(札幌200か4811)無線:233(厚別)
【10/25 521-6906・527-9902・524-9905除籍】
新車投入に伴い厚別営業所から3台が離脱。
・521-6906(札幌22か2877)厚別
いすゞ+富士重工R17型E車体(KC-LV280N)1996年式
1996年10月デビュー、新製配置は厚別自動車営業所(当時)。分社化後も最期まで厚別営業所に所属していた。2007年頃から除籍されるまで「北海道情報大学」の広告車だった。
2017年7月28日@新札幌駅前
・527-9902(札幌200か208)手稲→琴似→厚別
日野ブルーリボン(KC-HU2MMCA)1999年式
1999年9月に導入され新製配置は手稲自動車営業所。分社化後も手稲営業所の所属だったが2007年に琴似営業所に転属し1年半所属、2008年に厚別営業所に再度転属し晩期は厚別管内で活躍した。
2015年11月6日@厚別営業所
・524-9905(札幌200か203)厚別→琴似→厚別
三菱ふそうエアロスター(KC-MP717M)1999年式
1999年9月デビュー、新製配置は厚別自動車営業所。分社化後も厚別営業所に所属していたが一時期琴似営業所に所属し、2014年に厚別営業所に戻った。
2017年2月2日@新札幌駅バスターミナル
【10月下旬 537-3980・537-3981転属】
8月に転属した2台に続き、琴似営業所から2台が長沼営業所に転属となりました。
・537-3980(札幌200か3590)琴似→長沼
日野ブルーリボンⅡ(QKG-KV234Q3)2013年式
2017年2月12日@つどーむ
・537-3981(札幌200か3591)琴似→長沼
日野ブルーリボンⅡ(QKG-KV234Q3)2013年式
2017年9月27日@琴似営業所
【10/31 新車第8弾納車】
ここでやっと都市間高速車の納車がありました。
近年の短距離高速車のスタンダード、廉価版ガーラHD-VPで折戸・トイレ無し仕様です。
大きな仕様の違いはありませんが、路線車・貸切車同様、今年度から新”排ガス規制”に適合されたモデルでの導入になっています。またシートモケットがライトグリーンからブラウン系の物に変更されました。7904はフル装備車枠だと予測していたので驚きましたね。
形式:2TG-RU1ASDN メーカー:いすゞ
・641-7904(札幌200か4821)無線:54(札幌)
・641-7922(札幌200か4819)無線:64(小樽)
・641-7923(札幌200か4820)無線:187(小樽)
【11/2 647-0909除籍】
・647-0909(札幌200か351)札幌→琴似→札幌
日野セレガ(KC-RU3FSCB)2000年式
2000年6月導入、新製配置は札幌営業所で当初はフル装備の高速車だった。先述の同期647-0910と同様に旭川方面の中距離路線に投入されていた。2011年4月から2012年9月にかけては四季劇団の「ライオンキング」札幌講演に伴う広告ラッピングを纏っていた時期もあった。ラッピングが解除されて2ヵ月ほどでトイレ撤去工事を受け貸切車に転用された。その後も暫くは札幌営業所の所属でしたが、2015年に琴似営業所に転属した。2016年夏に再び札幌営業所に戻って最期の活躍をしていた。
2016年3月29日@琴似営業所
【11/6 644-7802除籍】
・648-7802(札幌200か2230)小樽
三菱ふそうエアロバス(KC-MS829PA)1997年式
1997年3月に首都圏の某大手私鉄系事業者に導入されたエアロバス・ハイデッカーで、空港リムジンバスに使用されていました。2008年にJHBに移籍して以来、小樽営業所に所属し2014年3月からは2代目「えりも町・様似町ラッピング」として活躍していた。数少ないロッド式のシフトレバーを装備していた上、晩年は共同運行の中央バスも含めた”札樽高速”のバスの中で最古参でした。形式から判るようにフルエアブレーキ仕様である。
2016年3月12日@札幌駅前
【11/7 427-7905・427-7906・527-9915除籍】
・427-7905(札幌200か3092)?→長沼
日野ブルーリボン9m(KC-RU1JJCA)1997年式
1997年10月に導入されてから札幌圏の営業所を転々としていたようですが、詳しい情報は無かったため不明。2002年頃には長沼営業所に既に所属していたようで、最期まで長沼に籍を置いていた。この7-7905と7-7906の他に9mクラスの”路線向け大型ショート車”は在籍しておらずJHBにおいてはレアな車両でした。
2016年5月1日@新札幌駅前
・427-7906(札幌22か3090)札幌→琴似→厚別→長沼
日野ブルーリボン9m(KC-RU1JJCA)1997年式
前述の7-7905と同じく1997年10月の導入。新製配置は札幌自動車営業所(当時)で分社化後も札幌営業所に所属していた。その後、琴似営業所→厚別営業所→長沼営業所と転属し最期は僚車の7-7905と共に活躍した。
2015年7月21日@札幌駅バスターミナル
厚別営業所時代は稀に1系統や小野幌循環バス「このっぴー」に充当することもありました。
2017年4月29日@新札幌駅前
引退が近づいても第一線で活躍していて新札幌駅ではよく見かけることが出来ました。
・527-9915(札幌200か236)札幌→琴似→厚別→小樽
日野ブルーリボン(KC-HU2MMCA)2000年式
2000年1月に導入され新製当初は札幌中央営業所(当時)に配属された。2007年3月に琴似営業所に転属、2008年12月には厚別営業所に転属した。2017年までの9年弱の間は厚別営業所で活躍、そのまま除籍となる予定だったようです。しかし前述の小樽1-8910が当初の予定より早くの引退になってしまった為、小樽営業所へピンチヒッターとして転属することとなり命拾いという形になりました。その期間も短く終わり、小樽営業所に新車が投入され役目を失った同車は年を跨がずに引退となってしまいました。
2017年6月20日@白石本通5丁目
転属直前に1系統にて乗車することが出来ました。これが最後の乗車となりました。
2017年8月8日@琴似営業所前
小樽営業所に転属してからの姿。朝ラッシュタイムに快速65系統で札幌駅へ向かって走行中。
【11/17 648-5901除籍】
・648-5901(札幌200か1687)小樽→札幌
日産ディーゼルスペースアロー(ADG-RA273RBN)2005年式
2005年12月に導入された高速車で新製配置は小樽営業所。最初で最後となったJHBにおけるUDのトップドア車両であり僚車の8-5902と共に導入された。後に札幌営業所に転属し5年もしないうちに車体更生工事が施工された。その際に追加されたリアの特徴的なテールランプは異彩を放っていた。フレームの状態が悪かったようで僅か12年で除籍となりました。
2017年5月22日@札幌駅バスターミナル
【11月下旬 641-5955ラッピング化】
除籍された644-7802を引き継ぎ3代目「えりも町・様似町ラッピング」車両として11月下旬から641-5955がラッピングを纏って運行されております。
2017年12月2日@札幌駅バスターミナル
【12/19 648-5902除籍】
・648-5902(札幌200か1688)小樽→札幌
日産ディーゼルスペースアロー(ADG-RA273RBN)2005年式
8-5901と同じく2005年12月に導入され小樽営業所に配属、後に札幌営業所に転属している。2017年11月に相方が除籍・廃車となり同車も近いうちに廃車になるのではないかと話題になっていましたが、12月中旬にこちらも引退となりました。どうやらこちらは命拾いした様で現在は某自動車工場に送られて座席が撤去されて放置中。近いうちに第2の人生として新天地で活躍してくれることを期待するばかりです。
2016年5月1日@北2条
【12月下旬 647-4952転属】
12月の中央バス冬ダイヤ改正に伴いおたる号が減便されたことや、先述の648-5902除籍に伴い647-4952が小樽営業所から札幌営業所に転属となった。
・647-4952(札幌200か3809)小樽→札幌
日野セレガ(QRG-RU1ASCA)2014年式
2016年11月19日@札幌営業所
【2/16 521-9928除籍】
・521-9928(札幌200か245)厚別
いすゞ+富士重工R17型E車体(KC-LV280N)2000年式
2000年1月に導入された富士7Eのワンステップ車。新製配置は厚別自動車営業所で分社化後も引き続き厚別所属を貫いた。2018年2月、運行中にエンジントラブルが発生し廃車に追い込まれたようです…。突然の除籍に驚きました。”プロパーワンステシリーズ”でいすゞだけは1台も欠けていなかったのですが、521-9928が最初の引退車両となっていまいました。
2016年12月28日@札幌駅南口
【2/20 524-8905除籍】
・524-8905(札幌200か25)手稲
三菱ふそうエアロスター(KC-MP717M)1998年式
1998年10月にデビュー、新製配置は札幌自動車営業所で分社化後も引き続き手稲営業所に所属していた。プロパーの”エアロスターワンステ”の中では一番最初に導入された個体である。2016年頃に車体更新を受けて美しい外観を取り戻したが1年半ほどの活躍に終わった。
2017年8月2日@北5西1
【2月~3月 コンサドーレ号世代交代】
世代交代に伴い登録変更が発生しています。
744-8952(札幌200か2384→札幌230え5310)
744-2903(札幌230う5310→札幌200か4923)
【3/1 2018年度ダイヤ改正内容発表】
この日、JHB公式ホームページにて2018年度ダイヤ改正内容の発表がありました。
・停留所の名称変更「ライブヒルズ南」→「平岡公園小学校」
※名称が変更されるのは上野幌里塚循環通側の停留所のみで「ライブヒルズ南」が消滅という意味ではない。
・循環新10/循環新77の増便
・広37/循環新11/循環新14系統新設
・42系統/80系統/大38系統廃止
【3/5 524-7913除籍】
・524-7913(札幌22か3084)厚別→琴似
三菱ふそうエアロスター(KC-MP717M)1997年式
1997年10月に導入され厚別自動車営業所(当時)に配属された。2008年11月に琴似営業所に転属して以来、琴似管区で活躍していた。ある程度まとまった台数が在籍していた97年組のプロパーMPであるが、2016年度に多くが除籍され524-7913が最後まで残っている状態だった。これをもって全廃となった。
2017年12月29日@五天山公園
【3/7 744-6810除籍】
・744-6810(札幌200か2469)札幌
三菱ふそうエアロクイーン(KC-MS822P)1996年式
1996年3月製造のエアロクイーンで、JHBには2009年春に系列間移籍してきた。札幌営業所に配属され最期まで貸切運用に従事した。
2016年12月11日@札幌駅北口
【3月中旬以降? 521-5906にリア広告取付】
3月に入ってから521-5906(札幌200か1673)のリアに広告枠が設置されました。広告の内容や枠の形状から推測するに琴似に転属した527-7907(札幌22か3093)に以前取り付けられていたものと思われます。
【3/23 527-7907除籍】
・527-7907(札幌22か3093)札幌→手稲→琴似
日野ブルーリボン(KC-HU2MMCA)1997年式
1997年10月に導入され札幌中央自動車営業所(現:札幌営業所)に配属された。翌年札幌自動車営業所(現:手稲営業所)に転属し、2017年7月まで手稲管内で活躍した。2017年7月に琴似営業所に転属し2018年3月まで余生を送った。527-7907をもってJHBの自社発注ツーステップ車は全廃となった。
2016年3月22日@札幌営業所
【3/29 444-8806除籍】
・444-8806(札幌200か2709)札幌
三菱ふそうエアロバスMM(KC-MM822H)1998年式
1998年1月製造、元は本州の貸切事業者にて活躍していた車でした。2010年6月に同社に移籍した。回転式サロンにすることが可能なほか、サービスコーナーを設けていたりと豪華な仕様でした。リア窓が無く埋められているのが特徴だった。
【3/31 127-0969・127-1971・127-1972除籍】
2017年度をもってJHBが”えにわコミュニティバス「ecoバス」”の運行から撤退した。それと共に専用車両として長沼営業所に在籍していたポンチョ3台は運行を引き継ぐ(株)富士ハイヤーに転籍となりました。
注)除籍と記載しましたが、登録ナンバーの除籍ではなくJHBから籍を抜いたという意。
<下記の3台が今回JHBを離れた車両>
・127-0969(札幌200か2945)長沼
日野ポンチョ(BDG-HX6JLAE)2011年式
・127-1971(札幌200か3150)長沼
・127-1972(札幌200か3151)長沼
日野ポンチョ(SKG-HX9JLBE)2012年式
ここまで時系列でお伝えしてきました。
最後に番外編として今年度からの変化を少し紹介します。
その他の動き
【札幌営業所・琴似営業所のデジタコ・ドラレコ更新】
これら営業所の車両のうち近々中に廃車予定の無い全ての車両において、デジタコ装置の更新及びカメラの交換・増設工事が施工されました。今まで無かった車外カメラも取り付けられました。
新型のデジタルタコグラフ装置
車内前方
今回新たに増設された車内中央のカメラ
左ミラーのカメラ
右ミラーのカメラ
リアのカメラ(バックアイカメラとは別物)
【琴似531-4987にて様々な実証実験(?)実施中】
琴似営業所所属の531-4987(札幌200か3753)にて試験的な取り組みが二つ行われております。これは2017年夏頃から行われています。
<停車・発信注意灯>2018年度より採用!
元札幌市営車やじょうてつの一部車両に取り付けられているような「停車表示灯」を進化させたLED式の表示器が設置されています。設置場所は従来からの車内右前方(運転席後ろ)に加え、中扉後ろにも設置され計2台となっています。
ブレーキペダルを踏んでいる状態だと「とまります・ご注意」の表示。
ブレーキペダルを離すと「うごきます・ご注意」表示になり、数秒すると消えます。
ちなみに表示機に場所を奪われたお馴染みの”このプレート”は優先席上に移設。
復活は嬉しいのですが、従来の停車表示だけでなく発進表示も追加されたことによって頻繁に「うごきます」と「とまります」が切り替わるのでせわしなさを感じました。ジェイ・アール北海道バスが独自で開発した物だそうです。2018年度の新車から標準装備として採用されました。
<床啓発ステッカー>
この車にはもう一つ違った点が。車内の床に「ドアが開いてから席をお立ちください」と書かれた細長いステッカーが貼られています。これは今にでも全車に貼った方が良いと思います。中央バスでも大曲営業所発祥の同内容の床ステッカーが最近全車に普及しましたが、個人的にはJHBバージョンの方がごちゃごちゃしてなくて好みですね。
【2017-2018冬シーズンのタイヤ広告】
毎年JHBの一部車両の側面にスタッドレスタイヤの広告が貼られるのですが、今年はヨコハマタイヤの「ice GUARD 6~冬の怪物、登場~」という広告となっています。
QKG-MP35FPの前扉~中扉間やKC-HU2MLCAの中扉後方に貼られているのを確認しています。
【札幌営業所の液晶運賃表、1画面式への統一】
かねてからお伝えしてきた札幌営業所の1画面LCD液晶運賃表の導入ですが、従来からレシップ製の2画面式LCD運賃表を搭載していた車両も1画面式に交換されているのを確認しています。最初は夏に527-4903が交換されたのを確認し527-0957や527-8956も交換されたことを確認しております。2018年7月現在、全ての車が交換されたと思われます。
【KV234系のLEDヘッドランプ化完了】
以前「小糸製作所から『角型2灯式LEDヘッドランプユニット』が正式発表」という記事で本格的にKV234のヘッドライトのLED化が開始したことをお伝えしましたが、全車交換が完了したようです。
過去の記事で掲載出来なかったハイビーム状態がこちらになります。予想通りといった感じですが、ロービーム時に点灯してない上の部分がハイビームのようです。
【編集後記】
以上が2017年度夏以降の動きとなります。
最後まで読んで頂いた方、ありがとうございます。2018年度の動きを投稿している中、2017年度の情報を今更投稿してすみません。情報公開が大変遅れましたことをお詫び申し上げます。2018年度は小出しで更新しておりますので今後も宜しくお願いします。それと撮影許可を下さったジェイ・アール北海道バスの営業所職員の皆様、乗務員の皆様には大変感謝しております。この場を借りて御礼を申し上げます。
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