札幌市交通局5000形のフルカラーLED化が開始!

【画像不具合により投稿が1週間遅れになりましたことをお詫び申し上げます。】

こんばんは。
久々に鉄道関連の話題となります。

2月16日にTwitterを見ていたら突如こんなツイートが流れてきました。

南北線5000形504編成が”フルカラーLED式の行先表示器に交換”されて試運転を02列車運用として行っているというのです。おまけに車内案内表示器もフルカラーLEDのものに交換されたとか。

何と、これは予想外のニュースだったのでたまげてしまいました。

試運転が行われていた時間も遅い時間帯でしたし、そのうち運用に入るのは分かっていたので無理して試運転を追うつもりはありませんでした。

ところが2日の試運転を終え思っていたよりも早くに運行開始となりましたので、復帰当日の2月18日に都合をつけて撮影に行ってきましたので簡単にお伝えしたいと思います。

・行先表示器

今までは「行先+列車番号」だけのシンプルな表示だった行先表示器ですが、フルカラー化に伴いナンバリング表示と背景の星が追加されたほか、日本語と英語が交互に表示されるようになりました。巷ではシャッタスピードを上げても切れないと好評のようです。


日本語表示

英語表示

・車内案内表示器

交換された新型の車内案内表示器ですが大まかなデザインは従来の物を引き継ぎ、よりカラフルになった感じです。恐らく他には存在しない完全オリジナルと思われます。今までは光っていなかった路線図が光るようになり見やすくなりました。「このドアが開きます」という開閉方向を案内する表示灯も従来の物から引き継がれ健在。ただ文字表示部分をLEDにしてしまったのが個人的にはいまいちに感じます。LCDの方がもっと綺麗に表示することができたと思うんですけどね…路線図の完成度が高いだけに残念です。LED特有のドットの粗さがフルカラーになって今まで以上に際立ってしまっている気がするのは私だけでしょうか。

なお表示器は従来同様、LED付の大型のものと路線図のみの小型のものが千鳥配置で設置されております。


LED付きタイプ

LED無しタイプ

今回は一通りの流れを撮影することができたので順序に沿って紹介していきます。

<行先>

始発駅だけでなく途中駅でも停車中に行先を表示するようになりました。
※4言語表示ですが「日本語+英語」バージョンを撮ることができませんでした。


日本語表示



中国語・韓国語表示

日本語・お知らせ文(始発駅のみ)

<つぎは>

発車すると「つぎは」表示になります。
日本語+フリガナ→日本語+英語→中国語+韓国語の順に表示されます。
一部の区間では中国語+韓国語の後に啓発文や乗換案内等が”つぎは表示”の下を流れます。



日本語・ふりがな


日本語・英語

中国語・韓国語


日本語・啓発/お知らせ文


日本語・乗り継ぎ案内(大通駅・さっぽろ駅のみ)

英語・乗り継ぎ案内(大通駅・さっぽろ駅のみ)

<まもなく>

「つぎは」が一通り流れると「まもなく」表示になります。こちらも「つぎは」と同じ流れで4言語表示ですが、表示時間が短いため啓発文などは無い模様。「まもなく」表示とほぼ同時に「このドアが開きます」が点灯するのは従来と同じ流れです。



日本語・ふりがな


日本語・英語


中国語・韓国語

<停車駅>

駅に到着して扉が開いたら停車駅名を表示するのは従来通り。
※4言語表示ですが「中国語+韓国語」バージョンを撮ることができませんでした。


日本語・ふりがな

日本語・英語

<その他>


始発駅待機中や終着駅直前に「皆様、地下鉄をご利用いただきましてありがとうございます。」という文が流れます。始発駅待機中の場合、この文に続いて「この電車は(行先駅ナンバリング)【行先】ゆきです。」という文も流れます。

だいたいこんな感じです。
今回の更新工事、表示器類のみ交換だったようで他の部分に関しては変化が見られませんでした。表示器が交換されたということはあと10年は安泰でしょうか。今年で登場23年の5000形ですが交通局はまだまだ使う気のようです(笑)

最後までご覧頂きありがとうございました。

以上、5000形のフルカラー表示器の紹介でした。
撮影機材:Canon EOS7D

コメントお待ちしております。是非ぜひ、お寄せください。

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