こんばんは。
しばらくバス図鑑の投稿ばかりやっている管理人のロッドシフトです。
JHBも新車が続々と投入され、あちらのまとめ記事もそろそろ書きたいと思っているのですが忙しいだけでなく何せ素材が回収しきれていないもんでして…。
本題に入る前にお知らせがあります。
初代のアメーバブログを私の日記ブログとして復活いたしました。
既に3日分投稿しているので良ければ御覧下さいませ…↓
ロッドシフトの日記(元祖”彗星728号室”)
本題です。
突然興味深いネタが入ったので取り敢えずお知らせとして書いていきます。
2年ほど前に一部の車両を除く路線車のLEDヘッドランプ化を終えたJHBとじょうてつバス。
最近になって北海道中央バス(以下、中央バス)も交換が進んでいます。
以前に書いた記事→【北海道中央バス】ヘッドライトLED換装本格的に開始!
※3社ともロービームのみの交換でハイビームはハロゲンのままです。
全国的にも小糸LEDヘッドランプユニットは普及しているのですが、ひとつ問題がありました。それはこの商品がLED単体で販売しているわけではなく「ユニット」として販売しているので交換はとても容易ですが一部の型が合わないヘッドランプには取り付けることが出来ないのです。
その典型的な例がPKG-/PDG-規制以降のブルーリボンⅡ(KV234)なのです。
先ほどの文で「一部の車両を除く路線車」と書きましたが、その一部というのが上記のKVシリーズなのです。
いすゞのERGA(LV)のOEM車種(現在は統合車種)であるブルーリボンⅡは当初、完全にERGAと同じ見た目で勿論ヘッドランプも同型だったのですが、PKG-規制に適合させる際のマイナーチェンジでヘッドランプが日野独自のものに変わり一般的なヘッドランプユニットではなくなってしまったのです(LVとKVの見分けはしやすいのですが…)。
ただ小糸のコイツに頼らなければ改造することも可能です。
(※写真は乗り物ハンター氏から以前許可を得たものです)
現に中央バスやじょうてつバスではHIDに改造された車もいます。
少し話が逸れてしまいましたが、そういうことから全国的にもブルーリボンⅡのLED化は進んでいませんでした。
ところが本日、何気なくバス停で待っていたら変なヘッドライトのKVが現れました。
乗る際はしっかりと見ることが出来なかったので降りる時に撮らなければということで、KVはあまり好きではないのですが乗車。
無事、下車の際にじっくり撮影することが出来ました。
それがコチラ↓
札幌200か3431 川沿営業所所属
何ということでしょう!!
小糸のヘッドライトユニットが中にいるではないか!?
最初はERGAのように上がハイビーム、下がロービームになっているのかなと思っていて「凝ってるな…」と思っていたのですが、上の隙間は空洞のようです。
どうやら縦のサイズが合わないヘッドライトユニットを強引にぶち込んだようです。
誰が発案したのかは不明です…。
今のところ小糸製作所や日野自動車から変換ユニットが発売された等の情報は確認されていないので謎です…。
それとこのユニット、ロービーム・ハイビームは別々で作られているのですが「ローハイ一体型」のKVではどのように動作しているのか疑問でなりません。
もしやハイビームの機能は潰したとか?
それともロービーム用ユニットでもハイビームにすることが出来るとか?
考えれば考えるほど気になって仕方がなりません。
【8月7日追記】
どうやらTwitterを見ていたら2灯向けのヘッドランプの開発を行っているという噂も見かけました。なので新型のヘッドランプの試供品の可能性が出てきたというか、高いです。強引に改造したと仮定すると、その割には表面の仕上げが綺麗過ぎますし何せ上記のように”ローハイ”の問題が起こりますから4灯タイプの従来のユニットを取り付けるのは現実的にも厳しいように思います。
そんなところにJHBにも同じ交換車が見つかったということで画像を提供して頂きました。
札幌200か3591(537-3981)琴似営業所所属
ちょっと分かりづらいですが同じみたいですね。
これが普及していくのかはまだ定かではありませんが、KVだけ遅れをとっていることを解決するのは急務だと思うので問題が無ければ広がっていくことが予想されます。
以上、”一つ目”ブルリⅡもとうとうヘッドライトLED化か!?でした。
撮影機材:Canon EOS7D
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