札幌22か2851貸切会（2018年11月25日）

こんばんは。
今回は皆さんお待ちかね？のバス記事になります。

11月25日に札幌22か2851の貸切会に参加させて頂きました。
今回はその模様をお伝えします。

この日は札幌駅前の「すた丼」で昼食を食べ、西71系統で新川営業所に向かいました。
車両は新川のPJ-LV234N1、札幌200か1926でした。

同じバスにも参加者が乗り合わせていましたが、集合5分前に到着といった感じでぴったりでした。
遅れなくて良かったです。

営業所の中で集合かと思いきや、営業所に入ってすぐのところに今回貸切する2851号が停められていました。その周りには参加者が既に多数。

この札幌22か2851は今となっては絶滅危惧種である札幌市営バス出身のバスであるだけではなく、最後の”貸切兼用車”でした。札幌市営バスでは貸切事業も行っていましたので、トップドア仕様の貸切車の他に簡易的な貸切車として”貸切兼用車”が在籍していました。一般路線仕様車との違いとして、窓がT字窓であったり札幌市営バスの特徴でもある”立ち席スペース”が存在しないことなどが挙げられます。

2016年まではJHBにも貸切兼用仕様の”市バス”が残っていました。

新川営業所を出発した2851は最初の目的地、花畔へ。

貸切兼用車の特徴であるT字窓。
2851はT字窓路線車としても中央バス最後の存在だった。

札幌市営バスと言えば戸袋窓が丸いことで知られています。

札幌市交通局の優先席ステッカーがバスで見られるのも時間の問題…。

”そうこう”しているうちに花畔に到着しました（走行だけに）

到着後は2851の撮影を楽しみました。

バスに2周して頂き、みんなで撮影タイム。

花畔神社の前にて記念撮影。
花畔のバス回転場の横に神社があったことを知りませんでした。

親の顔より見たかもしれない小さい頃から馴染みのあるKC-HU/HTの運転席。

営業所プレート、JHBにも導入して頂きたいんですよね～。

バスにちょっとだけ乗って石狩庁舎へ。

再び2851に乗車し、石狩営業所へ向かいました。

これぞ”市バス”。
札幌市営感の溢れる車内を楽しんでいるとあっという間に目的地に着いてしまいます。

石狩営業所に到着し、石狩車の車列に紛れ込む2851。

リクエストを出して複数台を出して頂きました。
こちらは元横浜市交通局の日野KC-HU2MLCA。
1日1往復のみの麻13系統、新港中央1行の表示。
元山陽バスのいすゞKC-LV280Lと元サンプルカーの日野KC-HU2MLCA。
ちなみに2953の方は私がリクエストを出しました。
これらの車両はバス図鑑として今後投稿するかと思います。

こちらもレアな系統、機械金属組合会館行。

2018年11月30日をもって廃止された新川6-16始発の麻06系統。

これらの車両も並べる予定だったようですがNGということで断念。
札幌22か3116はめっきり見なくなったKC-LT233Jです。

日が暮れてきたのでここからはバルブ大会。これが一番良かった写真ですね。
副幹事が今年のバスフェスで購入した新品の日野ウィングが取り付けられています。

この日はたまたま石狩営業所に省エネ教習車が来ていたのでリクエストを出していました。日が暮れても出てこなかったので半ば諦めていたのですが、最後の最後で登場。これには皆さん熱狂。一般運用にこそ就きませんが、中央バス最後の赤白旧塗装で札幌圏では希少な富士重工R15型E車体を架装した車両になりますので、レアな存在です。

なかなか見られないスクール表示と貴重な省エネ教習車の並び。

僅かな時間でしたが、省エネ教習車に乗車。
この車両は日産ディーゼルP-UA32N（1988年式）になります。車内に入った瞬間に懐かしさが込み上げてきました。世代的に小さい頃乗った古参車がP-規制車やU-規制車でしたから、この辺の車両の雰囲気が堪りません。K-規制車まで遡ると未知の世界なのでもはや新鮮です。

楽しかった撮影会を終え、新川営業所へ帰ります…。

壁にマイクジャックが付いているのも貸切兼用車の特徴。

新川営業所に到着したら〆の撮影会です。
撮影会だけ参加する人も集まり、賑わいました。

札幌市営バス出身の5台が集結し、バルブ撮影。
左から札幌22か2805、札幌22か2829、札幌22か3055、札幌22か2807、札幌22か2851の順です。3055を除き日野KC-HU2MPCA（1996年式）、3055は三菱KC-MP717P（1997年式）になります。
2851以外は既にROMデータが抜かれており、行き先表示を変えられない状態でした。2805は最後に表示したのが04系統だったようで回送表示ではありませんでした。

1時間ほど撮影会を行い解散となりました。