北海道バスフェスティバル2017(2017年9月17日)

こんばんは。
昨日、バスの日である9月20日を前に全国各地でバスの日を記念するイベントが例年通り開催されましたが、一部地域では台風18号の影響により中止になったものもあるようです。札幌でも行われましたが、1日遅かったら中止になっていたかもしれません。見事に翌日に北海道にも台風18号が上陸しましたからスレスレのタイミングで開催できた感じです。

昨年のバスフェスティバルは事情(何で行かなかったのかは記憶にありませんw)により行けなかったのですが、今年は強引に予定を合わせ行ってきました。この記事ではその模様をお伝えします。

まず開催場所が変更になり2015年・2016年と開催されてきた北2条の「赤れんがテラス」から南1条通(=ホコテン会場)に変わりました。「だい・どん・でん!」との実質共同開催となり市電も西4丁目~すすきの間が運休となりました。

前置きが長くなり過ぎてもアレなので早速本題へ…。

今回の出展事業者は北海道中央バス・ジェイ・アール北海道バス・じょうてつバス・道南バス・沿岸バス・十勝バスで、その他に北海道バス協会・北海度運輸局・自動車事故対策機構札幌主管支所がブースを開いている感じでした。
(→私の記憶ですと2015年のときは北都交通も出ていたのですが来なくなってしまったんですね…。)

事業者ごとに紹介していこうと思います。


~北海道中央バス~

目次


中央バスのブースではオリジナルグッズの販売を行っていました。
こちらは廃部品の販売は行っていなかったようです。


中央バスの展示車両はバスフェスの”常連”こと「まき太郎」


何回も見ているこの車ですが重厚感があって素晴らしいです。

夕日に輝くフロントに取り付けられている社章

白ナンバーの自家用登録なので営業運行は出来ません。

デコンプ付のレトロな運転席

「TOYOTA」ロゴが輝いています。

~ジェイ・アール北海道バス~


奥がJHBのブース。しっかり「OLのりこ」ののぼり旗も置かれていました。
JHBも中央バスと同じく廃部品販売は無くグッズのみの販売でした。


JHBの展示車両は昨年”代”替わりしたばかりのファイターズ号

先代と同じく「2186」と「80」の希望ナンバーが交付されていますが、今回のイベントには「日ハム=2186」の方が来ました。


SHD車の広い側面を活用した大胆なラッピング

日野車の証「AIR LOOP」プレート

磨きこまれたホイール(自分の姿が写り込んでしまっていますw)

JHBの一般路線車では見ることが出来なくなった車番と氏名が合体したタイプのプレートですが、貸切車では健在です。未だに「車掌氏名」というツーマン時代の名残が…。
車掌の枠にはガイドさんの名札が入るんですかね?

座席モケット

ゴールドカラーの運転席周り”路線車よりは”カッコいいです。
(昔のバスには及ばない…とか言わない)
ちなみに高出力モデルのため7速ではなく6速仕様です。

~じょうてつバス~

じょうてつバスのブースに関してはJHBブースの説明で載せた画像を御覧下さい。
じょうてつは廃部品販売を行っていたようですが、すぐに売り切れた模様で後半は細々とグッズ販売を行っていたものの他社よりは目立つ感じではなかったです。
ブース前に立てられていた「みらいちゃん」の方が目立ってましたねw

フォロワーさんが最近廃車になった藻岩の札幌200か1422(元西武)の製造銘板付のメーターパネルセットを購入していました(西武中古ヲタとしては羨ましい)。

どちらかと言えばじょうてつさんは車両展示に力を入れていた感じでした。


路線クラスタとしてはク○なKV290とは言えども路線バスを展示して頂いてとても嬉しい。
今年は2017年初めに導入された川沿営業所から札幌200か4614が参戦!


じょうてつの290をこんなにじっくり見れたのは初めてでした。

なかなか凝っていて以前から感心している「じょうてつ」表示

初乗車です。車椅子スペースを増やした結果座り心地が犠牲になっている非公式側座席。
※決してじょうてつさんのせいではなく「いすゞ」の改悪の影響であること”重要”です。

290の運転席撮影は既に数回行っていますが、着席したのは初です。
現役乗務員さんから酷評されている通り、狭くて居心地が悪かったです。
今回のマイナーチェンジで改善されるとか云々、ありますがどうなんでしょうね~。


小学生以下を対象とした恒例の「バスの乗り方教室」も行われました。

これで定山渓温泉はキツいっすね(笑)

~沿岸バス~


各社ブースの中で一番人だかりができていたのは言うまでもなく沿岸さんです。
やはり二次元萌えキャラを前面に出しているのはヲタにウケるのでしょうね。
個人的にはJHBの「OLのりこ」ももっと売り込んでいけば良いと思うんですけどね。

廃部品販売は無くオリジナルグッズ販売でしたが下手な部品販売よりも人を集めていた感じで、(とても上から目線になってしまいますが)上手い商売しているなと…。

えびみそラーメンなどの食べ物や缶バッジも販売されていて種類が豊富でした。

アドウィング製の幻の「MP37」の沿岸バス
中央バスも同じものを販売していたのですが、売り切れたようです。

沿岸バスによる委託販売で小さなコミケも行われ同人誌が並びました。


沿岸バスの展示車両はレトロ調バス「夢海鳥(ゆめみどり)」こと旭川200あ88

こいつ地味にジャーニーなのです!
私もこの解説に記載されている形式を見て「P-規制」であることを知り驚きました。

「ゆめみどり」良い響きです。

優先席ではなく「善意の席」
この表現は初めて見ましたね。他にこの名称のものはあるのでしょうか…。

ぶれてしまっていますが、運転席です。
運転席を見ていすゞ車であることを実感、このハンドルでロッド式だなんて堪らない!


沿岸バスは車内も徹底してますね(笑)

~十勝バス~


十勝バスは部品販売が中心でした。最後の値下げサービスが熱心でした(笑)
(幕式の運賃表、フォロワーさんが購入したのですが、それは日記記事の方で。)

旧塗装のバス型キーライトと「愛国→幸福」硬券切符を販売

~道南バス~


正式名称は知りませんが例年同様、降車ボタン押し比べボードを展示

そしてイベント用に作られた整理券取り放題マシーンもいつも通り展示

ブースに置かれていた社章・シンボルマークの変遷


一番廃部品が豊富だったのは道南バスでした。
2枚目には将来有望?な子が部品漁りをしています。

元西武バスの客席!!
8000円と聞いて私は諦めたのですが、その後フォロワーさんがお買い上げになられたお話は長くなってしまうので日記記事の方で取り扱うこととします。

その他にもマニアックな品々が色々と…私も道南バスブースで戦利品を獲得しました。

スタッフさんに聞きそびれたのですが、道南バスにおいては降車ボタンのことを「メモリス」というのですかね?とても気になります。

~北海道運輸局~


ここでは各事業者の求人パンフレットを配布
バス乗務員がいかに不足しているのかを感じさせられます。

~自動車事故対策機構札幌主管支所~


自動車CGシミュレーションが人気で一時は列ができていました。

詳しく見ていないので分かりませんがハイテクそうなチャイルドシートも展示。

~北海道バス協会関連~



バス型ふわふわ遊具

バス協会のキャラクターである「きょろたん」を模した「きょろたんコロコロバス」

バス協会スタッフは写真のジャンパーを着用していました。

~ステージ~



バス博士クイズ大会の他、「だい・どん・でん!」のステージとして使われていました。

まあざっくり紹介してきましたが、今年の模様はこんな感じです。
今年は13時から17時開催と時間が短縮され、どんどん規模が縮小されている感じが否めませんでしたが色々な方にお会いすることが出来て個人的には満足な結果となりました。

私の行動を伴う個人的な裏話につきましては「ロッドシフトの日記(元祖”彗星728号室”)」で後日アップする予定でいますので、気長にお待ちください。

以上、北海道バスフェスティバル2017の模様でした。
撮影機材:Canon EOS7D/SHARP SH-01F

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