元川崎っ子の古豪ブルーリボンを貸切!(2021年10月3日)

こんにちは。
気温も下がってきてだいぶ秋っぽくなってきたなぁと思っていましたが、大阪では再び気温が上がり未だに残暑気分が抜けない管理人です。

先日、札幌で行われた中央バスの貸切会に参加してきました。
貸切会はGWのばんけいバス以来です。それもそのうち記事にします。

今回は札幌東営業所の札幌200か2616をお借りしました。
川崎市交通局出身の日野ブルーリボン(KC-HT2MLCA)になります。

既に札幌で暮らしていない私にとっては「まだ生きていたのか!」という感じのお車です。どうやら先が長くないようで、持っても今シーズンの冬期対策車までのようです。


2018年8月12日@麻生駅バスターミナル

個人的にはRSRシャトルや雪まつりのシャトルバスに従事している印象があるこのお車。
中央バスにおいては一台ものの存在で目立っていました。


ジェイ・アール北海道バスに在籍していたKC-HU2MLCA

ジェイ・アール北海道バス(以下JHB)にも川崎市交通局から来たブルーリボンが数台在籍していましたが、それらとは年式が異なり、JHBに在籍していた97年式および現在も残っている99年式はワンステップ車特有の大きな寸法の側面窓であるのに対し、今回お借りした2616は96年式でありワンステップでありながらツーステップ規格の小さい側面窓を持ち、かつリーフサスペンション車である特徴が挙げられます。

そんな個性全開の2616は前述の通り96年式になるので、今年で製造から25年です。
残っているのが奇跡的と言えます。

私も北海道へ帰るだけでお金と手間がかかるので悩みましたが、この車なら行こうと思い、参加を決めました。

まずは札幌駅と大通駅との間を何周かして頂き、各自好きなポイントで撮影をさせて頂きました。私は取り慣れていて光線も分かる札幌市民ホールの前の交差点を選択。他の参加者とバッティングすることはありませんでした笑



ここでは3回撮影。間の1回はタクシーに被られてしまいました(汗


テレビ塔とのツーショットも我ながらお気に入りです。

その後、NHKの前から乗車。
最初のチェックポイントは旭山公園。


坂を登ってくる2616と背景の札幌市街が美しい。

旭山公園の駐車場も週末ということもあり誘導員を配置して賑わっていました。
藻岩山への登山ルートもありますしね。

続いてさらに西へ下り、五天山公園へ。



天気に恵まれて青空と色づいた木々とのマッチが秋らしい。


JHBとのツーショットも。
JHBの乗務員さんが興味津々で軽くお話し下さいました。


参加者の一人が前ドア上に「川崎市バス」の文字が残っているのを発見!


ステップの一段が高いのも初期型のワンステップ車両の特徴。


雪国に耐えてきた車体は満身創痍である。




川崎市交通局の車両は車内に取り付けられているプレートが豊富だ。


運転席は見慣れた日野のもの、バス通学していた頃を思い出します。


「踏切で必ず一旦停車」

五天山公園は4年ぶりくらいでしたね。
KC-MP717Mに揺られて真冬に訪れたのが懐かしいです。

こちらも家族連れで賑わっていました。
札幌市民のオアシスの一つ、私も小学校の遠足で訪れたことがあります。



綺麗に撮影することができました。

そのあとJR琴似駅を経由して場外市場へと向かいました。


場外市場がこんな雰囲気だとは15年くらい住んでいたのに知りませんでしたw


コロナ禍では持て余している大型車枠を利用し昼休憩。

ここではラーメンを頂きました。
釧路からいらっしゃった方と談笑をしながら美味しく頂きました。

このあとは環状通を経由して中央バスの札幌ターミナルへ抜けました。
通常の営業路線では走行しないエルムトンネルをバスで通過するのは新鮮でした笑



ここで撮影するのも3年ぶりくらいで懐かしかったです。

札幌ターミナルでは乗務員さんの休憩が。
私達は出発までターミナルで出入りするバスを眺めながら会話を楽しみました。



急行千歳が廃止になってから急行97が誕生していたんですね、初見でした。

50分ほどの休憩時間を終えてバスは丘珠空港へと向かいます。
ようやく東営業所の車らしい走りを見せてくれました。


丘珠空港は丁度利尻から到着した便の搭乗客で賑わっておりました。



時刻は16時過ぎ、日が傾いて光線が良い感じになってきました。

丘珠空港での撮影はほどほどにして最終経由地であるモエレ沼公園へ向かいます。
ここが本命の撮影ポイントになります。


日没前に間に合いました!




乗務員様のご厚意により撮影を堪能することができました。

日が暮れたので30分ほどでモエレ沼公園を後にしました。
例年なら花火大会で中央バスの車両が集結する、このモエレ沼の地ですが、今年は花火大会こそ辛うじて開催されたもののシャトルバスの運行は叶わなかった模様です。


定刻で東営業所に帰還、これには行程表を作った主催者本人も驚いていました。



最後に車内の写真でも。もう乗ることはないと思います…。

営業所到着後、軽く雑談をして解散。
乗務員様も含めた全員の集合写真を撮影し、思い出に残る貸切会になりました。私が参加してきたなかでは今回が一番気持ちよく参加することが出来ました。これも北海道中央バス様、札幌東営業所の職員の皆様のご協力、そして何より一日ハンドルを握って下さった乗務員様のサポート無しでは実現しえないことでした。この場をお借りして心より感謝申し上げます。ありがとうございました!

今回はここまで、最後まで読んでくださりありがとうございました。