【ジェイ・アール北海道バス】ガーラ2台納車、そしてエルガ第2弾も！（8月11日～9月25日車両動向）

こんばんは。
最近は本業絡みで忙しかったので更新が1ヶ月ほど空いてしまい申し訳なく思っております。
8月下旬から9月にかけてもジェイ・アール北海道バスには動きがありましたので今回まとめてお伝えします。

＜8月15日札幌22か3091除籍・廃車処理施工＞
・札幌22か3091（527-7908）
日野ブルーリボン（KC-HU2MMCA）1997年式

1997年にデビュー、新製当時から廃車まで一貫して厚別営業所に属した。
本当に97年式か？と言わせるような年式のわりに古臭い銀サッシ・2段窓仕様が特徴的だった。手稲に同型の3093、長沼にこれを短くした大型ショートの3090・3092がいるがそれらの車両も先は長くなさそうだ…。

＜8月24日札幌22か2876除籍・廃車処理施工・札幌22か3087姿消す＞
・札幌22か2876（524-6904）
三菱ふそうエアロスターM（KC-MP618M）1996年式

1996年デビュー、新製配属から廃車まで厚別営業所に所属していた。
これにより厚別営業所から「エアロスターM」が全滅となった。
廃車処理後も処理忘れだったのかJHBロゴが残っていた。

2876は廃車直前に綺麗に写真に残すことが出来て満足だった。（2016年7月29日撮影）
・札幌22か3087（524-7910）
三菱ふそう2代目エアロスター（KC-MP717M）1997年式

7月からずっと留置し続けていた3087はワンマン機器が撤去された状態で留置されていた。
いつ廃車処理が施されるのか気になっていたが、結局廃車処理はされないまま8月24日を最後に姿を消しました。のんpapaさんと私との間ではJHBというバス事業者からは除籍されたという解釈（決して廃車になったとは言っておりません。）としました。
ということで3087もお別れ車両の対象として掲載しておきます。

3087は1997年デビュー、新製配置は厚別自動車営業所。
同型の3084～3086の3台が琴似に転属する中、3087は厚別に残留し引退まで活躍した。
晩年は214行路という厚別管轄の複数の学校にスクールとして充当する特徴的な運用に専属で就いていたため札幌中心部に姿を現すことは少なかった。

現役時代の3087（2014年11月15日撮影）
引退直前まで頻繁に乗ったわりにはまともな走行写真が無くて悔やまれます…。

＜9月1日室蘭200か856除籍・廃車処理施工＞
・室蘭200か856（527-5331）
日野ブルーリボン（KC-HT2MMCA改）1995年式

2008年に京急バスより移籍してきたブルーリボンワンステップ。
「京急型ワンステップ」とも呼ばれる初期のワンステップで改造扱いである。
当初は厚別営業所に配属されたが2014年春に様似営業所へ転属。
その後も札幌で活躍していた同型は昨年度中に淘汰されるも、様似に逃れた856と後述する791は今年度まで持ちこたえた。札幌営業所新車導入によって捻出された札幌200か1014（521-2908）が様似営業所に転属となり856が玉突き置き換えとなった。
ちなみに厚別時代のナンバーは「札幌200か2237」。

＜9月3日札幌200か1014様似転属＞

8月の新型エルガ導入によって2台が配属された札幌営業所では廃車発生ではなく様似転属用の2台が捻出されました。その内の1台が札幌200か1014（521-2908）です。
8月下旬から入場していて順次、ワンマン機器類が様似仕様に変更されました。

ようすけさんより521-2908の様似転属後のナンバーと写真を提供して頂きました。
新ナンバーは「室蘭200か996」のようです。

＜9月13日室蘭200か791除籍・廃車処理施工＞
・室蘭200か791（527-5330）
日野ブルーリボン（U-HT2MMCA改）1995年式

2008年に京急バスより移籍し2013年まで厚別営業所に所属していた。
2013年夏に様似営業所に転属し3年間活躍後、廃車となった。
車内仕様と出身事業者は先述の856と同じだが、856はKC-規制の角目ヘッドランプ、791はU-規制で丸目ヘッドランプとなっており若干の違いがある。
856と同じく札幌営業所新車導入によって捻出された札幌200か1119（521-3907）によって玉突き置き換えされた。ちなみに厚別時代のナンバーは「札幌200か2226」。

除籍後こそ撮影できませんでしたが9月3日の整備センター入場から除籍まで6日ほど留置されてたので撮影することができました。元京急好きにとって全滅は悲しいです…。
（上の写真：9月5日・下の写真：9月9日撮影）

＜9月14日（推測）札幌200か1119様似転属＞

先述の1014と共に様似転属用として札幌営業所から離脱した1119。
こちらはしばらく入場していましたが、791の廃車処理が終わり9月13日を最後の整備センターから姿を消したので14日に転属したものと推測しております。

同じくようすけさんより写真を提供して下さいました。
521-3907の様似転属後のナンバーは「室蘭200か1001」と判明。

＜9月16日札幌200か4454納車！＞
・札幌200か4454（641-6901）

9月16日に今年度初の高速車の新車が導入されました。
おたる号向けノーマル・折戸仕様となっており、すぐにデビューしております。
気になる点が一つ、無線番号が50なのですが、この50という番号は札幌営業所所属の札幌200か239（647-9912）の無線番号であり239の動向が気になるところではあります。
～仕様～
いすゞガーラ・HD（ノーマル仕様）
形式：QTG-RU1ASCJ
所属：小樽営業所
無線：50

＜9月20日札幌22か2812除籍・廃車処理施工＞
・札幌22か2812（527-6912）
日野ブルーリボン（KC-HU2MPCA）1996年式

1996年デビュー、新製配置は札幌市交通局琴似自動車営業所。
2003年、琴似自動車営業所のジェイ・アール北海道バス以上に伴い2812も一緒に移籍。
その後も転属することなく琴似営業所に所属した。2015年3月からは北海道医療センターの広告ラッピング車となり2016年9月9日にラストラン。離脱。

ラスラン直後の姿（2016年9月9日撮影）
北海道医療センターラッピングは以前の記事でお伝えしたように札幌200か2370（521-8961）に移行しております。

＜9月21日新型エルガ第2弾、琴似営業所に導入＞
8月中旬には姿を現していた琴似向けの今回の新型エルガ3台ですが、何らかの事情により納車が8月下旬から9月中旬へと約1ヶ月の遅れとなりました。

今回のエルガ、前回の札幌・厚別営業所向け4台と基本的な仕様は同じで形式もQPG-LV290Q1ということで一緒なのですが、先に導入されたエアロスターと同様に琴似営業所向けだけ今年度から”1列シート中心”の「52型」仕様となっております。
（基本的な新型エルガの仕様はこちらの記事を…参照）

なので52型独自の変更点だけをピックアップしていこうと思います。
・3台共通の車内仕様

53型に比べるとやはり中心部分がすっきりしています。

この1列シート、5席中4席が車椅子対応の折りたたみ座席となっており車椅子を2台乗せることが出来ます。ただ、折りたたみ座席は座り心地が犠牲になっているので元々酷い座席が更に悪化するといったところでしょうか…。

当然ながら53型とは配置が異なるのでポール形状も違っています。

運賃表、整理券は相変わらず廃車からのお下がりで新車には似合わぬボロボロさ。
そろそろ液晶運賃表、本格導入してくださいよ…（苦笑）

運転席は札幌・厚別向けと大して変わっていませんが、一つ変更点が。
空調調整のレバーとATセレクトボタンとの間がとても狭く不評だったのを第2弾の新車では改善してくれたようで、レバーとボタンの間に空間ができています。

・札幌200か4459（521-6921）無線：763

・札幌200か4460（521-6922）無線：764

・札幌200か4461（521-6923）無線：766

・スナップショット

後輩に囲まれる先輩たち（2370・3331）

夕日に照らされる固定窓

沢山の琴似営業所の乗務員の方々が見物しに来ていました。

ピカピカのボディ

この日一番の写真。
私は現行車種だとエアロスターよりもエルガのデザインのほうが好みですね。

HIDヘッドランプは夜になればなるほど味が出るので良いですね。

＜9月23日札幌200か4464納車！＞
・札幌200か4464（641-6902）

9月23日に4454に続きノーマル・折戸仕様のガーラが納車されました。
9月25日、おたる号に充当しているのを確認。
～仕様～
いすゞガーラ・HD（ノーマル仕様）
形式：QTG-RU1ASCJ
所属：不明（小樽の可能性高し）
無線：116